西南の嫁　～楽しき国際結婚～　オクサマは中国四川省成都人

ウチのオクサマは中国人。愚息コタツを連れて、１２月１１日から２ヶ月の予定で中国に帰省していました。帰省後連絡がほとんどなく、「ちゃんと帰ってくるのかなぁ」と心配しましたが、今週初めに予定通り無事に帰ってきました。めでたし、めでたし…。


とはいきませんでした。オクサマのヘアスタイルが猿っぽくなった…、いえいえ、ソレはイイんです。彼女の趣味ですから。困ったのはコタツの激しい変貌ぶりなんです。


２ヶ月ぶりにコタツ＆オクサマに会った私は感無量でした。福岡空港で彼らに向かってダッシュしました。そのときコタツは私を見て、オクサマの陰に隠れました。そして、オクサマの陰から私に愛想笑いをしてくれました。私のことなどすっかり忘れてるのでした…。覚えてるのは私の呼び名が「パパ」であることだけ…。


コタツはすっかり変わっていました。帰省前はあまりしゃべれず、しゃべる言葉は「日本語７：中国語３」といったカンジでした。しかし帰国時は中国語、いや四川話がバリバリになっていました。オクサマとは中国語でバリバリにしゃべっています。しかし私が話しかけると、私の話している日本語が理解できてません。しかたなく中国語で話しかけると、発音の悪さや四声の間違いのせいなのか、「は？」みたいな顔をされる始末でした…。


バリバリなのは中国語だけではありませんでした。福岡空港からの高速バスのなかでのことです。あろうことかコタツはバスの床に痰を吐き出しました。中国ではよく見かける光景ですが、コタツがそんなことをするとは…(T_T)。


いちおう日本国籍のコタツですが、彼は今や表情も振る舞いも何もかもが完全な中国人でした。


この３日間というもの、コタツを見てるといつも思います。「本当に我が子なのか…？」



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