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カテゴリ:お勧めの本
後ろ足が立たないとの事で、骨盤骨折だろうとの事でした。 お問合せも無いとの事で… 昨日が生きれる最期の日でした。 保護家の猫部屋が大きい猫ちゃんで満室… 今居る猫ちゃん達のワクチンや不妊去勢… 目の手術を考えているエルがいる事から、 現状は厳しいのだと自分に言い聞かせて諦めようとしましたが、 期限の切れる数時間前… 最後の最後に保健所の獣医師さんとお話しをして、 引き取りに行く決心をしました。 三ヶ月位の子猫で、おっとりした仔です。 病院でレントゲンをとったのですが、両足が骨折してて 骨盤までずれているそうですが、くっつきかけているので、 このまま自然に様子を見た方がよいとの事でした。 ただ…骨盤が狭くなっているので、将来便が出なくなる可能性もあり、 そのときには骨盤を広げる手術が必要となります。 だいたい2~3才で決まるそうです。 骨がくっつくまでは安静にしなければいけないので、 自宅に連れて帰りました。 要求鳴きする事もなくゴロゴロとのどを鳴らしとても健気な仔です。 7日に来たので「ナナちゃん」です(o^-^o) 実は…今日保健所に引き取りに行った時、 シャム系の大きい猫もいました。 職員さんが気を遣って下さり、ケージにサッとタオルをかけたのですが、 私は…見て見ぬふりをしてしまいました。 目を合わせれば抱き上げたくなる… 抱き上げたら…その仔の全てを失いたくなくなる… 猫に関しては、管理所の子達程深く入り込んでいないので、 …命の選別への一線が引けないんです。 まだまだ感情だけが強く出てしまうんです…。 だから…私は見て見ぬふりしてしまったんです。 あれからずっと後悔しています。逃げた自分に苛立っています。 私の所には、全国の方からご相談があります。 「助けたいのに助けられない犬がセンターにいます。 どうすれば良いですか。私に何ができますか。」 「可能ならば、その仔に会いに行って下さい。 目を見て沢山話しかけて下さい。 可能ならば、笑顔でその仔に触れてあげて下さい。 こんなに愛おしいと思っているんだよという気持ちを そのまま伝えてあげて下さい」 私はいつもそうお答えしています。 だけど…私は今日、矛盾した事をしてしまいました。 私が尊敬する一人、エコ母さんから一冊の本を紹介して頂きました。 今の私に必要かな?と思える事が書いてあるとの事でした。 ネットで購入し、今日読みました。 何故見て見ぬふりをした「今日」というタイミングだったのか… 不思議でした。 私は、命を「助けてあげた」と思ったことは一度もありません。 愛護精神があるのかないのかと言われたら… きっと「ない」んだと思います。 私は…自分が助けたいから、自分が苦しみたくないから、 保健所、管理所の子達のレスキュー活動をしています。 ただ、「この仔をここで終わらせたくない」 自分が助けたいから助けた…見殺しにして自分が苦しみたくない… ただそれだけなんだと思います。 そんな自分を偽善者だと思ったことも多々あります。 そして…私は自分が嫌いです。 きっと、私の事を嫌っている人誰よりも私自身が私を嫌いです。 自分の事を好きだと…そう思える日が来るのかな… もう逃げたくないです。 まだまだ今の私には時間がかかるかもしれませんが、 この写真本は、同じように保護活動されている方に 読んで頂きたいと思いました。
http://xxinunekoxx.miyachan.cc/ ↑こちらのブログもお気に入りに追加して下ると助かります↑ 全国でも、保護活動している個人活動家の方、 愛護団体さんが沢山いらっしゃいます。 全国で頑張っている皆さんのブログ等を通して、 是非多くの方に現状を知って頂ければ…と思います。 ↓ブログ村ランキング↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月08日 03時00分08秒
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