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テーマ:猫の病気と治療日記(292)
カテゴリ:猫ホスピス
副代表が見守る中、 静かに永眠したと連絡を受けました。 私はなぜ、起き上がらなかった? なんで、会いに行かなかった? 電話でリンちゃんに 声を聴かせる事位できたはずなのに、 なんで、それすらしなかった? 7/18、保護家に出勤すると、 リンは、一足早く保護家に帰ってました。 深夜まで寄り添い、看取ってくれた副代表に、 何度も何度も「ありがとう」と伝えました。 リンちゃんは、自分を家庭猫だと思っていました。 それ以上に、 私の相棒カムカムと同じ位置にあるのだと… 自分の存在価値をそこに置いていました。 「リンちゃんをパソコン部屋に連れて行って良い?」 リンちゃんは、この場所がお気に入りでした。 リンちゃんからは、どんな風に見えていたんだろう? リンちゃんの目線まで下がると… 私がパソコンに向かっている姿がよく見えていました。 カムカムの姿も見えていました。 だから、いつもこの場所だったんだね・・・。 リンちゃんが、吐血しながらも頑張れたのは、 生きる気力となっていたのは、 「一緒に居る時間」 それだったんだよね? 失って気付く事ばかり・・・。 7/15… 今夜は帰って来ないの? 7/16… 母ちゃんなんで居ないの? 7/17… 母ちゃん…? この三日間、 リンちゃんがどんな思いで この6畳の部屋で待ち続けたのか… ごめんね・・・ 私の判断ミス、 決断力がなかったために、 リンちゃんの死期を早めてしまいました。 私は、いつも、涙を流す情けない代表ですが、 決して、死を惜しみ、死を悲しむ、 優しい涙ではありません。 決して、綺麗な涙ではありません。 私とこの子達の物語は、 檻の中から始まります。 生きるか死ぬか、 生かすか殺すか、 目の前の命への責任を背負うのか、 この子の過去を理解できるのか、 私には「愛」はありません。 「可哀想」という感情はありません。 ただ、サポートしたい、 目の前の命を尊重したい、 この子らしい最期を迎えさせたい、 それだけなのかもしれません。 だから・・・ ただただ、「申し訳ない」「ごめんね」 後悔と懺悔、自分への怒りの涙しか出てこない… いつもいつも・・・。 「山下リン」 リンちゃんが最期まで そう思っていたのなら、 私は、一生リンちゃんの想いを 背負って行こう。 今更遅いかもしれないけど、 リンちゃんを尊重しよう…。 決して、えこひいきではなく…。 いつもリンちゃんが居た場所… 「山下不在の今、副代表の私が頑張らなきゃ!」 そんなプレッシャーと戦いながら、 最期の瞬間まで リンちゃんの側に寄り添い、 看取ってくれた副代表。 そして… お世話してくれてた
スタッフ達・・・ 本当にありがとう・・・ どうか、ご支援ご協力を よろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美
いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)
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最終更新日
2018年07月30日 14時03分39秒
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