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カテゴリ:言葉(苦悩・皮肉)
普段道理に お風呂に入る お風呂のイスに座り 洗い場の前の鏡をみる 頭から洗おうか ふと鏡に写った自分が いつもと違うことに気づく 目からしずくが垂れている 泣いた覚えはない でもこれは紛れもない涙だ 何も怖くないのに 何も悲しくなんかないのに その顔見るとなぜかとても悲しくなる そうか 体は悲しいことを知っていたんだ 頭では理解していなかったんだ 人にはよく 心配がなくていいよね とか 悩みとかなさそう 何て言われる けど それは 自分がそう思われるように 知らないうちに 演技していたんだ 演技をしてるくせに 本当は 誰かに気づいて欲しかったのかな 欲張りな矛盾 誰かに もう我慢しなくていいよって 言って欲しかったのかもしれない 結局 自分に教えてもらうことになってしまったらしい シャワーで涙をかき消す それでも 鼻は出るし目は赤い 感情は どこか怒りにも似た激しさの一方 とても冷めて落ち着いた自分が混在している これが 極限の状態なのかな 何が悲しくて泣いているのかもわからない 何かひどいことを言われた? 何か後悔することをした? 誰かを傷つけた? あるいは 誰かに優しい言葉をかけられたのがうれしかった? どれも原因になるかもしれない この不思議な涙が止まったら 少しは強くなっているんだろうか (引用:小説の一説) うん わからんでもない( ・`ω・´) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月09日 00時12分48秒
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