天使になった仔達
日記には書かなかったのですが・・・8/30管理所へ。左の仔の不安そうな目・・・助けられなくて本当にごめん。吠える事も無くただジッと目で追うんです・・・右の仔は、周りの仔が鳴こうが吠えようが、ジッとその場から動きませんでした。この仔は、プードルです・・・プードルはほっとくとこんなになるんですよね・・・とにかく毛が絡まってて、触るとゴワゴワモサモサ・・・あまりに酷い飼われ方してたんじゃないかって腹が立ちました。それなのに、この仔は健気にずっと・・・私が施設にいる間ずっと目で追って吠えていました。手をひっこめると、二本足で立って「おいでおいで」っていうように前足を必死に動かしていました。この仔は、どんなに酷い扱いされてたか分かりません。それでもこんなに人間が好きだという事は、仔犬の頃にはたっぷりの愛情を受けたのでしょうね・・・悲しいですよね・・・。この仔は、パニクッてるようでとにかくずっとずっと吠えていました。何で自分がここにいるのか・・・どうして出してもらえないのか・・・沢山のことを私に伝えたかったのだと思います。ごめんね。管理所の職員さんのUさんは、今月で勤務最後です。9月から、市の衛生管理課勤務になっています。とは言っても、三人の職員さんで一ヶ月交代なので11月にはまた管理所に戻ってきます。ここにも出した仔犬達は、無事にみんな里親さんの元に旅立ちました♪なんとっ!市内の小学生が母親と一緒に来て、夏休みの自由研究で、管理所の事を書きたい・・・と来てくれたそうですヽ(´▽`)/~♪うれしい・・・本当にうれしい・・・その子が、学校で発表したらクラスの子達にも知ってもらえるし、上手くいけば、全校生徒にも知ってもらえるんですよっ♪もちろん教員の方々にも・・・内容が気になるところだけど、現状を知ってもらえれば・・・と期待しています。その子は事務所前の檻に居た仔犬たちが気になり、仔犬達の前から離れなかったそうです。翌日・・・その子のお母さんが「子供が飼いたいっていうので・・・」と借家だったので速攻で大家さんに許可をもらってきたそうです(^○^)子供の力は偉大ですよねぇ~Uさん「私が勤務してるときに、どうしても仔犬たちを助けたかった。 だから、これで安心して次の職場に移れます。」私は、こんな失礼な事聞いたらいけない・・・とずっと胸に秘めてた言葉があったのですが、ついに聞いてしまいました。私「Uさんは、ここにいて人間不信になりませんか?」Uさん「・・・なりますよ。平然とした顔でペットを捨てに来る人に腹がたつ。 でも、捨てる人もいれば、里親になってくれる人もいるんです。 だから里親になりたいって言ってくれる人がみんな後光が差してみえるんです。 ありがたいです。うれしいんです。」私は、Uさんには精神面でも助けられました。この活動をしてて、方向性を見失いかけて辛かったときに最近来てないな・・・と心配してわざわざお電話してくださり、励ましてくれたのがUさんだったんです。つらいのは、私ではなくこの仕事に携わってるUさん達管理所の職員さんなのに・・・また11月に管理所勤務になるので、これで最後ではないと分かってても、やはり寂しいもので、話しながら不覚にも涙が出てしまいました。私は、管理所では絶対泣かない!泣きたいのはあの仔達なんだから・・・そう決心して、今までずっと耐えてきました。でも、Uさんに対しての感謝の気持ちと、Uさんの暖かさにどうにも我慢できなくて・・・Uさん、ありがとうございました。最後に・・・管理所で飼ってる仔を紹介しますっ(=´∇`=)メタルちゃんですW ^.^ W10歳位らしいです。メタルちゃんは事務所の裏にいます♪木と木をワイヤーでつないで、滑車つきのリードであちこち移動しています。大きな立派な犬小屋もあるんですよっ( ^ー゜)b最初の頃は、メタルちゃんに警戒されてたけど、顔を覚えてくれたらしく、私が行くとしっぽ振ってお出迎えしてくれますっ♪女の子らしくてカワイイメタルちゃんでしたぁ~V(^0^)