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カテゴリ:本
久々に長野まゆみの作品を読んだ。
長野まゆみというと、私のイメージは「ほとんどの人が和服を着ていた時代」と 「近未来?SF?」。 『雨更紗』が前者、『千円王子』が後者。 『雨更紗』 長野まゆみ 420円 どんよりした梅雨空。 ふり続く雨。 静まり返る屋敷。 どんより空好きな私。 梅雨は嫌いなのに、この小説を読んでる間は、梅雨がちょっとなつかしくなった。 2人の少年と、担任の先生。 BLっぽい。 『千年王子』 長野まゆみ 1155円 時間軸がつかみにくかったけど、その浮遊感もまた心地よく。 長野まゆみが描く近未来っぽい、スペーシーな、人間がサプリメントだけで 栄養補給してそうな、「無機質」って言葉が似合いそうな、そんな世界が好き。 こちらもBLのような。 両性具有のような。 機械人間っぽくもあり。 「砂漠の民」みたいな人もいて。 あーーーー、長野まゆみの本の感想って超むずかしい! いや、誰の本でも難しいけどさ。 無理、書けない。 なので、これは単なる「読んだ本のタイトルメモ」だ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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