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カテゴリ:本
『神去なあなあ日常』 三浦しをん 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。 先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。 しかも村には秘密があって…!? 高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。 林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。 「林業っておもしれ~!」 ほんとに、おもしろそう! 私も若ければ、健康なら、林業やりたい!←超単純!! 春から、次の春までの1年間を描いていて、季節ごと、時期ごとに やることがたくさんあるんだね、林業って。 ただ木を育てて、材木を切り出すだけじゃないんだね。 木を育てるために、材木を切り出すために、やることがいっぱいある。 でも、この小説に出てくる人たちは、それを「仕事」としてやっているようには見えなくて、 木が好きだから、山が好きだからやってるみたいで。 山好きな私は単純に、いいなぁ~、と思った。 もちろん、季節や天候に左右されることや、斜陽産業である林業についてや、 山火事の怖さとかも描かれているんだけど。 それでも読み終わって残るのは、「山っていいなぁ~」ってこと←どこまでも単純なオレ。 これ、三浦しをんは長期取材をしたんだろうか。 したんだろうなー。 しばらく住みついて、実際に山に入って仕事してたんじゃないかと思うぐらい(笑)。 林業についての描写が(多分)リアル(リアルかどうか判断できる材料を 私は持っていないけど)。 仕事のことを丁寧に教えてくれる人がいたのかな。 参考資料を読んだだけでは、こんなふうに書けないと思われ。 後日、新聞に載った広告に宮崎駿のコメントがあって、 映像化したい!実写かアニメか実写かアニメか実写かアニメか……。 相当悩んでいた(笑)!! うんうん、あの山を駆け下りる…つか駆け落ちてくシーンは映像で観てみたいよな!! 実写がいいか、アニメがいいか、すごい悩むよな!! 読み終わってしまうのが、ちょっとさみしくなる小説だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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