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カテゴリ:本
『女子の国はいつも内戦』 辛酸なめ子 内容(「BOOK」データベースより) ご存じでしょうが、女子は階級社会です。 女子は誰もが知っていたけど、恐ろしくて語られなかった真実。 この戦場の生き残りかた、教えます。 「14歳の世渡り術」というシリーズの中の1冊のようで、 女子中学生をメインターゲットに書かれている。 クラス内での派閥紹介と、自分がどの派閥員かを探るチャートと、 行きたい派閥に入るための技が書かれている。 女子として生まれて学校という組織に入ったことがある人ならば きっと誰にでも思い当たることばっかりで、言い方を変えると 少なくとも日本の学校ついて書いた部分には 真新しさとか発見とかは見当たらない本(笑)。 でもそんな女子をどう見ていたのか男子にインタビューしたり、 ドイツやアメリカからの帰国子女や留学経験ある女子への インタビューはおもしろかった。 女子の派閥制度は日本独特のものらしい。 個人的には韓国にもあると推測する。 『女の人生すごろく』 辛酸なめ子 内容紹介 スピリチュアル、モテ、セルライト、毒素、セレブ、萌え、お1人さま……。 女の人生を彩るキーワードが踊る、辛酸なめ子版『女の人生すごろく』。 カバーの両面にはすごろくマップが、各ページ隅にはサイコロがプリントされており、 これ1冊で、すぐに「女1人すごろく遊び」ができます。 本文はコマに対応したエッセイ、イラスト、漫画を収録。 すごろくをプレイせずとも、そのまま読んでも充分楽しめる、お得な1冊です。 ショージキ、笑えないこの現実世界も、すごろくでガハハと笑い飛ばして 明日への活力としましょう 。 いろんな雑誌に掲載されたエッセイの寄せ集め(って言い方悪いけど)。 なので統一感がないけど、その雑多な感じが私は好き。 編集部からの軍資金15万円を持って109で買い物する件がおもしろい。 著者が手にしたピンクのキャミソールを見て目配せする店員の姿とか、 目に浮かぶ~~~~! 「結婚のコマ」で描かれたセレブママたちのやりとり然り、女子の派閥然り、 女子の群れって、ほんとめんどくさい。 大人になってよかったのは、イヤなら群れなくていいこと。 必要があれば、群れてるフリができるようになったことだな。 非モテ地味系な辛酸なめ子にかなり親近感があるけど、 この人には取材のためだけとはいえない行動力が、実はあるんだろうと思う。 そこがちょっとうらやましい。 何よりうらやましいのは、すでにマンションを持っていることだ! (笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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