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カテゴリ:本
『海の底』 有川浩 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。 停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。 巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」 自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。 一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく ─ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。 内容情報から受けた印象とはちょっと違かったかなー。 「巨大甲殻類vs機動隊」の部分がメインかと思ったけど、読んでみると、 それもありながら「自衛官vs子供たち」「子供vs子供」「子供vs親」など、 いろんな立場の人たちの話が描かれていた。 「巨大甲殻類vs機動隊」がメインといえばメインなのかな。 でも私は子供たちの背景や、自衛官や警察官のキャラクターがおもしろく、 何度か鼻の奥がツーンとするシーンもあって、終わりが見えてきた頃には 読み終わってしまうのが惜しいと思った。 自衛隊や米軍、潜水艦、自衛官の生活に関する描写もおもしろいし、 舞台になってる街がわりと地元に近いから、そういう部分も楽しめた。 自衛官の夏木三尉と冬原三尉のかっこよさ、まぶしさは相当なもので、 そりゃ望ちゃんも好きになっちゃうよねー! 私だってこの二人の別の話を読みたいもん(笑)! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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