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カテゴリ:日々
昨日放送の『ザ!世界仰天ニュース』で、ADHDかつアスペルガー症候群の女性が
紹介されていた。 自分が人と同じように行動できない理由が、「努力不足」なんかではなく、 脳の障害が原因だっと知った時の救われたような気持ち、安堵感はどれほどのものだろう。 一時期、テレビで「片付けられない女」というのが取り上げられて、 「汚宅」が紹介されていて、私は「片付けられる、片付けられない」の問題じゃなくて、 「片付ける、片付けない」の問題だろうと思っていた。 「できる、できない」ではなく、「やる、やらない」。 ・・・・・・・本人のやる気の問題だろうと。 でも違うんだよね。 片付けられないんだよね。 努力とかやる気どうこうじゃなく、脳に問題があったんだよね。 ここを周りに理解されないとどれだけ辛いか。 「周りに」以前に、本人も親も気づかなかったわけだし。 気づいたのが32歳だったかな? 今回紹介されていた人も、テレビで見た部分だけでもものすごく辛い学校生活だったはず。 2年ぐらい前に友達が「自分はアスペかもしれない」と思い始めて、 病院で検査したら「アスペと言えばアスペと言える」というような、 グレーゾーンというか、そんな診断をされて、いくらかラクになった部分も あると言っていた。 「みんなができるのに、私ができないのは、私の責任じゃないと思えるから」って。 でも、外からは脳に障害があるなんて誰も思わないんだよね。 いちいち周りの人間に説明するわけにもいかず、説明しても理解してもらえるとも限らず。 アスペのオフ会に参加したら、自分がOLやってるってことに驚かれて、 みんなから距離を置かれたと言っていた。 そこに集まった人たちは就職どころじゃなく、「OLできるならいいじゃん」という目で 見られたって。 アスペと言っても、人いろいろなんだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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