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カテゴリ:本 - BL
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 両親を亡くし、男娼館に引き取られた実里は、そこで下働きをして過ごしている。客を取る必要は一切ない実里ではあったが、ロシア人貴族であるイヴァンに気に入られ、酌以上は望まないから座敷での話し相手になってほしいと頼まれる。イヴァンの美しい姿に実里は見惚れ、いつしか彼に唇を奪われてしまい…。時代の波に翻弄される二人のドラマティック・ラブ。 表紙の受けが和服を着ていて、現代よりちょっと前っぽい時代設定に惹かれて読んでみた。 丸い窓?障子?もなんだか素敵で。 大正時代のお話で、受けが初めてエレベーターに乗って不思議がったりしている部分もおもしろく、『アンナ・カレーニナ』や、ロシア革命のこともちらっと出てきたりして、「BLを読んでる」というより「小説を読んでる」という気分。 いや、もちろんBLも小説なんだけれども…(*^m^*) 攻めに強引なところがなく、二人の感情がちゃんと描かれていて後味が良い♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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