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カテゴリ:本
[内容詳細] 脱走した米兵の惨殺死体が日本海岸で発見された。それがすべての発端だった…。同じ頃、米国防総省の下請け情報機関に所属するアナリスト・葉山は調査中にある情報を入手する。北朝鮮の権力中枢で、何かが起きている―。鍵を握る謎の言葉「プラチナ・ビーズ」とは?米朝の謀報戦を鮮烈に描く、本格スパイ小説の新鋭、入魂のデビュー作。文庫版のための特別描き下ろし短編『ミスター・オリエンタル』も収録。 読みながら登場人物のビジュアルを想像する作業 (要するに俳優をキャスティングするなら誰がいいか)をしていた。 これがなかなか難しくてねぇ。 映画化したらおもしろいんじゃないかと思うけど、 自分の想像や好みに合うかどうかが重要課題になりそう。 絵が描ける人なら、主要キャラを描いてみたくなるんじゃないかな。 腐女子にエサを与えまくりな気がww アナリスト葉山が、対象者からの話をいろいろスルーし過ぎなのが気になる。 え、そこをスルーするの? 引っかからないの? というような…(笑)。 まだ半人前って設定なのだろうか。 「プラチナ・ビーズ」が何としても欲しい北朝鮮の人間と、 アメリカ諜報部員の対立というテーマから、飽食状態にどっぷりなニッポンが見えてくる。 本当の「飢餓」って恐ろしい。 1999年刊行の本だから、今、同じ作家がおなじテーマで書いたらどんな風になるんだろう。 書いて欲しいと、ちょっと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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