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カテゴリ:本
【商品の詳細説明】 私って「かわいそう」だったの? 「女による女のためのR- 18文学賞」受賞第一作! ずっと穏やかに暮らしてきた28歳の梨枝が、勤務先のアルバイト大学生・三葉と恋に落ちた。初めて自分で買ったカーテン、彼と食べるささやかな晩ごはん。なのに思いはすぐに溢れ、一人暮らしの小さな部屋をむしばんでいく。ひとりぼっちを抱えた人々の揺れ動きを繊細に描きだし、ひとすじの光を見せてくれる長編小説。 ↑この説明だと、「母親との関係を息苦しく感じる成人女子」感がまったく出ていない。 母親のことをかわいそうだと思っている 母親がかわいそうで喧嘩ができない 兄に先に出て行かれてしまった 自分と↑こんな共通点があった。 母親との関係に悩む成人女子が、恋に着地した。 母親は孫が誕生したことで、娘から目が逸れた。 恋と、孫。 自分からわりと近いところから始まったのに、遠いところに着地するのが見えくるせいか、 終わりに近づくにつれて、こちらのテンションが下がっていった。 それとやたらと多い比喩が全然しっくりこなくて…。 あれ? 小説ってこんなに比喩が含まれているものだったっけ? ひさしぶりに日本の小説読んだなぁ。 タイトルの「あのひと」って、母親のことじゃなかった(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.22 16:01:19
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