|
カテゴリ:本 - 漫画
(C)김상엽/대원씨아이 「すばらしい作品だけが 芸術作品ではない」 byユ・ソンウ(主人公:高校生、復元家) 韓国の少年漫画『復元家の家』2巻。 主人公ソンウの父親(借金作って失踪中)から送られてきた包みには、百済王朝の王の腰紐が入っていた。 その腰紐を復元しつつ、油絵や礼服や野外文化財の復元を依頼されたり、新たな重要(そうな)キャラクターが登場した。 野外文化財というのは、道端に立ってる木像で、昔は村の入り口に立つ男女一対の像で、通る人を見守っていたらしい。 よくチェジュ島の宣材写真に使われている石像トルハルバンみたいなもので、この作品内では「ジャンスン」と書いてあり、辞書を引くと「木像」になっていた。 見た目はトルハルバンに似ている。 ずっと前から街の変化を見ながら通行人を見守ってきたジャンスンの霊魂が、車に轢かれそうになった子供を助けて怪我をしてしまう。 「見守る」というか、実際体を張って怪我をする。 それを見たリン(主人公ソンウの家に居候する百済時代からワープしてきた女子セキュリティーガード)がジャンスンを引っこ抜いてソンウの家に連れて行き、ソンウが助けてあげるのだけど、これ、ちょっと…だいぶ泣ける話だった。 ジャンスンは「みんなが無事ならそれでいい」と。 孫を助けてもらったおばあさんが後日、お供えを持ってお礼を言いにきて、それを見て泣くジャンスン。 くぅぅ~、いい話だ。 って書くとやすっぽく見えるけど 全体としては「いい話」なんだけど、笑えるシーンがあるからバランス良い(個人の感想です)。 「ただただ泣ける話」が嫌いな私でも涙ありギャグありのこういう漫画は好きだ。 新キャラの文化財保護が仕事でもあり大学教授でもあるジェホが胡散臭すぎて、まだ「良い人」か「悪い人」かよくわからないから、今後どう出てくるのか楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本 - 漫画] カテゴリの最新記事
|