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テーマ:最近読んだ本(775)
カテゴリ:本
長いウォーキング中、休憩に寄った図書館の児童書の棚でみつけたシリーズ。
「児童書」ではなく「ヤングアダルト」なので大人でも楽しめそうだし、永遠の小6の自分に合っていた。
山に捨てられた二人の赤子がお面作り職人に育てられ、お面を売り歩く。 売るのはふつうのお面と、ふつうではないお面。 ふつうではない方はそれを被るとなりたい人物になれる妖面だが、お面と強く結び付きすぎると外せなくなってしまう…。 時代ファンタジーもの。 14歳かな、そんな年頃の二人の男の子があっちこっちのお祭りでお面を売り歩きながら、「自分ではない誰か」になりたい人達と出会っていく。 妖面を無事に外せる人もいれば、外せない人もいて、外せない場合は売った男の子二人が「浄化」しないといけない。 浄化の場面はなかなか派手ではあるけれど悲しい。 たまに山に帰り師匠や山の主と過ごしたり、二人の監視役なのに二人に尾行がバレバレな小天狗とのやりとりがなごむ。 今のところ3冊出ていて、今3冊目を読んでいる。 表紙や挿絵も好き。
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Last updated
2016.05.23 15:14:56
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