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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画関係
【きみを救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。】 全米女性の注目を集めるアシュトン・カッチャー主演、斬新な作りで楽しめるタイムスリップ・サスペンス(?)ムービー。 エヴァン(アシュトン・カッチャー)は幼少より記憶をなくしてしまうことがある少年だった。幼なじみのケイリーに好意を抱いていたが、様々な事情からエヴァンは街を離れることなるが、その際ケイリーに”君を迎えに来る”という約束を残す。時が流れ、大学生となったエヴァンは7歳時よりつけていた日記を読んでいると、彼の意識が過去に戻り、失われていた記憶が蘇ってきたのだ。以前より気になっていた昔の出来事の真相を確かめる為、かつての街に戻ったエヴァンはケイリーを訪ねたが、その出来事は彼女の深い心の傷となっていた出来事でもあった。そしてその夜彼女に悲劇が起きる。”君を迎えに来る”という約束を守り、愛するケイリーの将来を取り戻す為、エヴァンは”過去に戻る力”を使うことにするが、その事は自分に、そして周りの人々にも大きな変化をもたらしてしまうのだった・・・。 いろいろな人のレビューで好評価だったので楽しみだったのですが、ようやく観ました。あまりにも過剰期待をすると、”あれっ?”ってなるかもしれないと思いましたが、よけいな心配でしたね。かなり面白かったですし、正直期待以上でした。題名にもなっている【バタフライ・エフェクト】とは”ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対で竜巻が起こる”、つまり”初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す”という意味のカオス理論の一つだそうで、この映画はその理論が実践される映画です。 エヴァンはケイリーや自分を救う為、過去の日記を読み”あの時こうしていれば、もっと良い未来が来る”と考えられる”あの時”に戻ります。そこの一点を変えることで現在の自分の状況も全く変わっている。ただその行為は必ずどこかにひずみを起こし、自分が予期し得なかった現実を迎える事になります。そこでエヴァンはその現実をまた変える為、また日記を読み返す。いくつかの”現実”が描きだされますが、そのいづれも幸せとは程遠い現実ばかり。そして最終的に彼が選んだ現実(結末)はすごく切ないモノだと思います。これが、キャッチにも使われている”切ないハッピーエンド、始まる。”たる所以なのでしょうが、映画を観た人ならその決断が一番良いと感じることができるはず。もちろんカイザーソゼもそう思いました。かなり切ないですけど・・・。 DVDの特典に、本当に最後の最後のエンディングシーンの別バージョンが2通り納められていたのですが、カイザーソゼはその2番目のバージョンでも良かったかなと思いました、基本的には本当のハッピーエンドが好きなので!。でも監督のコメントを聞くと現バージョンがやっぱりベストのような気がしますが、特典を観た方はどうですか?。 やや強引な力技でご都合主義的な感じがしないでもないですが、かなりの出来映えの映画だと思います。そんなに難解でもないですが、頭がぼーっとして無いときの方がかなり楽しめる作品だと思います。 《エヴァンのような能力を持たない”凡人”で良かったと思える指数 82》 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【あっと驚く展開で楽しめる映画】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその1【シアターサラウンドシステム】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその2【DVDレコーダー】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその3【液晶テレビ】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその4【プラズマテレビ】探しはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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