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【眠りから覚めた伝説の首なし騎士の謎を追え！】

　鬼才ティム・バートン＆ジョニー・デップコンビにクリスティーナ・リッチ＆クリストファー・ウォーケン共演、フランシスフォード・コッポラ製作総指揮に迎えアメリカに残る”首なし騎士の伝説”を映画化したゴシック・ホラー。

　ニューヨーク市郊外の寒村”スリーピーホロウ”で連続殺人事件が発生。総ての被害者の首が切り落とされ行方不明となっていた。南北戦争で殺された騎士が自分の首を求めてさまようという村人を恐れおののかせる”首なし騎士の伝説”を聞いた市警から事件解決の為派遣された捜査官イカポッド（ジョニー・デップ）は頭からその伝説を否定してかかるが、ある日彼が目の当たりにしたものは、黒馬に跨がり剣を振りかざす紛れもない首なし騎士の姿だった・・・。～DVDジャケット裏より～

　すごく好きでDVDが欲しかったのですが、高く躊躇していました。が。先日の【コープスブライド】の日記を書いた際に期間限定で再発されているのを知り早速購入しました。この映画の”イカポッド”は現在大ヒットしている【パイレーツ・オブ・カリビアン】の”ジャック・スパロウ”と同様、ジョニー・デップのはまり役だと思います。もちろん、スパロウほどはじけてないですけど（笑）。

　時代は1799年、デップ演じるイカポッドは当時としてはかなり珍しい科学的捜査を掲げる捜査官。村に着いた当初は首なし騎士の話などは全く信じません。ところが、実際遭遇した途端その主張を即撤回しおびえるなど、かなり情けないです（笑）。でも非常に頼りない捜査官もデップが演じるととても魅力的になるんですよね。基本的には結構ドキッとするシーンもありホラーテイストがちりばめられていますが、デップのおかげで”クス”って笑えるシーンも多いです。そういう意味では、ホラーぽくないですね。ホラー・コメディ？・・・コメディーまではいかないか（笑）。

　初めてこの映画を観た時に一番驚いたのは、共演のクリスティーナ・リッチでした。日本での公開時期の関係からかもしれませんが、この前に公開された【バッファロー66】では結構というかかなりぽっちゃりしていたリッチが、今作ではすらっと細くなっていたので、それにはかなりびっくりしました。
　
　【パイレーツ・オブ・カリビアン】がデップ唯一の大作と言われている所をみると、興行的にはヒットしていないのかもしれませんが、バートン色も全体的に良く出ていて、かなりオススメです。でも、子供さんと一緒や食事時には観るのは避けた方が良いと思います（笑）。。。
　
《劇中、木の幹を掘っているシーンの結末に心臓がばくばくする指数　86》
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【ティム・バートンXジョニー・デップ黄金コンビ作品】

　　　

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