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カテゴリ:映画関係
【幸せは、ほんのちょっとのさじ加減】 おいしそうな料理が出てきて、視覚的にも楽しめる心暖まるドイツ映画。 マーサはドイツのオシャレなフランス料理店で働いているシェフ。料理の腕は一流である反面、人付き合いには無関心で、お客様に対するぶっきらぼうな対応等でオーナーとは衝突が絶えない。そんなマーサに大きな事件が。姉を交通事故で亡くしてしまい、姪のリナを一時的に引き取らなければならなくなる。母を亡くしたショックで何も食べようとしないリナ。今まで、人との関わりを極力避けてきたマーサはリナとの付き合いに悪戦苦闘。さらに、お店では、産休になるスタッフの変わりに、オーナーが自分に相談もなく、イタリア人シェフ、マリオを勝手に雇う。マーサは自分と全く違う陽気なマリオを当初は全く受け付けなかったが、人生を楽しむことをマリオやのリナを通して学び始める。 観終わった後、じ~~んと暖まる映画でした。先ず言いたいのが、カイザーソゼは内容ではないんですが、この映画のパッケージがすごく好きです。すごくやわらかく、落ち着くデザインですよね。このパッケージからこの映画に興味を持ったと言っても過言ではないです。 次に、内容ですが、パッケージのデザインや料理がでてくるあたりから、この映画って”ショコラ”みたいな作品だと思っていたわけです。題名の”マーサの幸せレシピ”とあるように、幸せのレシピでみんなを幸福にするのかな~と。実際は全く逆で、当初マーサは料理一筋で、人との関わりを重要視しておらずどこか孤独です。ですが、マリオ、リナと触れあう事で、マーサ自身の幸せを見つける、いわば【マーサにとっての幸せのレシピ】を本人が気づくまでの映画な訳です。 登場人物は正直ドイツ映画ってこともありみんな知りませんが、すごく作品にあっていてよかったですよ。主役マーサの女性はきれいなんですが、どこか心に壁を作っているという役柄をうまく演じてました。かる~~くヘレン・ハントに似ていたかな?。共演のマリオ役の男性もすごくよかったです。かなり有名な俳優さんらしいんですが、イタリア人特有の陽気さの中に、繊細さも持ち合わせた演技をこなしていました。彼は、ジャン・レノとジョン・レグイザモがちょっとだけ混ざっていました(笑)。 またこの映画の監督は女性らしいです。道理で映画全体がすごく繊細で、やわらかいカメラワークだなって思いましたよ。内容でちょっと残念だったのが、マーサの階下に住むサムの存在ですね。彼がもっと絡んでくればよかったのに、ちょっと中途半端な感じでしたね。 エンディングはかんなり強引な感じですが、ハッピーエンドだし、カイザーソゼ嫌いじゃないです。ほんのり癒されたい方必見です。 派手さは無いが、良作だと思います。 《たくさんの美味しそうな料理が出て来るので、空腹時には観賞しない方が良い指数 78》 --------- 他の映画日記はこちら 印象に残る映画のキャッチフレーズのページはこちら ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその1【シアターサラウンドシステム】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその2【DVDレコーダー】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその3【液晶テレビ】探しはこちら ☆もっと映画を楽しむ為のアイテムその4【プラズマテレビ】探しはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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