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カテゴリ:映画関係
【人生なんて、自由に操れる。と、信じていた。】 アダム・サンドラー製作&主演、ケイト・ベッキンセール、クリストファー・ウォーケンに加え、【ナイトライダー】世代にはたまらない懐かしのデビット・ハッセルホフ共演のハートウォーミング・コメディー。 建築士のマイケル・ニューマン(アダム・サンドラー)は、美しい妻ドナ(ケイト・ベッキンセール)と2人のかわいい子どもたちのためにと懸命に働く日々。いつしかそれは、仕事優先で大切な家族を顧みない生活となっていった。そんな時間に追われてばかりのマイケルは、煩わしいリモコン操作に嫌気がさし、どんな電化製品も一台で操れる“万能リモコン”を求めて街に出る。そして、怪しげな従業員モーティ(クリストファー・ウォーケン)から、人生さえも早送りや巻き戻しできる不思議なリモコンを手に入れる。妻との口論を早送りしたり、犬の吠え声を小さくしたりと、人生を思い通りに操作し始めるマイケルだったが・・・。~all cimemaより~ この映画もSHOWBIZで紹介された時からずっと気になっていた作品でようやく観る事ができました。思っていたよりもコメディー色が強くなく、後半からは結構シリアスに展開していくのが意外でしたが、かなり満足できました。作品のテーマ結構深いですよ。あらすじ読んでもらえれば分かりますが、どこにでもありそうな話です。ただ違うのがサンドラー演じるニューマンが本当にうさん臭い(笑)ウォーケン演じるモーティから【時を操れる】万能リモコンを手に入れる事です。このリモコンは一見すると夢のように思えます。事実ニューマンも当初はすごく便利だと思っていたんです。そして思い通りに人生を操っていたんですが、やはりそんなにうまくはいかないんですよね。夢のような万能リモコンを利用した代償はあまりにも大きいんですが、ここを詳しく書いてしまうとネタバレになるので、それは観てのお楽しみということで(笑)。観終わった後だから言えるんですが、この映画のキャッチ・フレーズってすごく核心ついています。 話がちょっと脇にそれますが、このニューマンのような事例が先日の日記で紹介した野口さんのブログに紹介されていました。ニューマンの【目的】は美しい妻ドナやかわいい子供達と幸せな生活を暮らす事で、仕事で成功をする、昇進する事はその【目的】を達成する為の【手段】なんですよね。でも忙しい日々の中で、いつしかその幸せに暮らす為の【手段】であった仕事での成功が【目的】にすり替わってしまったんですね。当のニューマンがその事に気づいていませんので、本来の幸せをかなえる対象の家族の態度が、自分の邪魔をしているように映ってしまう。こうなると、ニューマンも家族も幸せではなくなってしまいますよね。(かなりオススメの野口さんのブログはこちら。最新の記事は片岡鶴太郎さんの事を書いています。) 話を映画に戻しますが、このテの役柄を演じさせたら、アダム・サンドラーって本当に上手いですね。カイザーソゼ大のお気に入りのベン・スティラーもかないませんね、絶対。考えるとサンドラーってすっごく幅の広い俳優だと思います。もっともっと日本でも評価されて欲しいですね。 そしてそしてカイザーソゼはこの映画のケイト・ベッキンセールの魅力にノックダウンです(笑)。 出番はそれほど多くはないとは思いますが、綺麗で可愛い過ぎです(笑)。彼女の映画では、【セレンディピィティー】が超が付くくらい好きですが、彼女だけの魅力で比べるとこの作品の方が断然好きです!!。アクション系よりラブコメ系の方が合っている気がします、個人的には。 この映画は観て損はしないと思いますよ。日々の生活にちょっと疲れた時に観ると、元気になれるかもしれません。【今】という時間の大切さに気づかさせてくれる映画です。あなどれませんよ。 《こんな万能リモコンは絶対欲しくないと心に誓う指数 80》 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 他の映画日記はこちら 印象に残る映画のキャッチフレーズのページはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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