カテゴリ:モールスキン
モールスキンは書きたくなる道具だ。 と、モールスキンとめぐる冒険の久浩さんが言っておられた。 どうやら、その言葉は本当らしいのだ。 モールスキンを見ると、何か書きたくなる。 何をという訳ではない。ただ、書きたくなる。 万年筆というものも、同様の魔力がある。 何かを”書きたくなる”のだ。 やはりこちらも、何をという訳ではなく。 ただペンを走らせたくなる。 ペリカンのM600を調整してもらい、インクを極黒に変えてから。 そして、そのペンを一度モールスキンに使用してからというもの、モールスキンの消費量は飛躍的に増加した。 その時々の頭の中身を、紙とペンが勝手にエクスポートしてくれる感覚。 おかげで、会議後のオーバーヒートした頭や、就寝前のあれこれ悩んでしまう悪い癖が、大分解消された気がする。 頭が空っぽになり、思考が回復する。夜には快眠効果もあるみたい。 昔から、文章を書くのは好きだったが、それとも違う。 どうやら、「書くことそのものが趣味になった」というのが一番しっくり来るようなのである。 先ほども書いたM600は完全な趣味万年筆。 (それだったらもっと適したモデルがあるという方もいると思うが) 他の2本は、比較的実用向けだと思う。 自分にとっては、凄く書き味を楽しめる万年筆なのだ。 それを、探求していくのも一種の趣味だと思う。 万年筆や、モールスキンのように、歴史があるものは趣味として本当に良い。万年筆の歴史は、万年筆が生まれてから今まで、それに携わってきた人の歴史でもある。 その数は、相当な人数になる事だろう。 その人々の想いがこめられ、今に至る”モノ”と考えると、この2つに特別な魔力が宿っていても不思議は無いのではないだろうか。 そう考えると、あらゆる”モノ”が、非常に感慨深いものに見えてくるから不思議である。 ・・・・明日は長刀研ぎの万年筆が届くはずだ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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