テーマ:お買い物日記(45968)
カテゴリ:革小物
”エイジング” という言葉で、すっかり有名になったWhitehouseCoxですが・・・。 私はかれこれ7年ほど前から使っています。 Beginという雑誌で記事を読んだことが最初のきっかけでした。 昔から、革小物が気になって仕方が無かった。 WhitehouseCoxに使われている革は、約10週間タンニンなめしした革に、ロウを丹念に塗りこんだ、ブライドルレザーと呼ばれるもの。 元は馬の鞍に使われていたもので、イギリスの伝統的な革です。 初めはロウが表面に浮き出ており、ブラッシングすると革の中にそれが再度浸透します。この作業がまた楽しい。 エイジングという言葉通り、使い込めば色が変化し、つやが出て、まさに「味」が出てきます。 手入れも、専用のブラシや、専用のブライドルレザーフードというものがあります。元々含まれているロウ成分そのもの。 また、色も通常で6色。ショップごとの別注色もあわせると、相当数の色があり、これがまた魅力です。 私は、名刺入れ(当時のユナイテッドアローズ限定)、メガネケース、ブックカバーを揃え、ついにはバックまで(FRAMEというSHOPの別注ボストン)。 そして、人と違うものが欲しい私が見つけたのが本題「ヴィンテージブライドルレザー」でした。 === 一番厚いフルグレインとオークチップを交互に敷き込んで水を入れ、丁寧にチップを交換しながら一年寝かせ、その後3ヶ月かけてタロー(獣脂)を染み込ませたもの。これは1000年以上前の製法と全て同じである。究極のブライドルレザー。 === 通常のWhitehouseCoxは、丈夫だがわりと薄い皮で、通常品は裏にはナイロンのライナーが使われていたりします。(財布など) しかし、このヴィンテージブライドルの場合、かなり厚みのある革で、見るからに堅牢です。2つ折のシンプルな財布と、馬蹄型のコインケース、キーホルダーくらいしか種類も無い、かなりマイナーな商品です。色も2種類しかありません。 *私が4年使い込んだもの。 もうこれが、魅力的で魅力的で。 飽きがこなく、そしてどう考えても長持ちしそう。 という訳で、この2つをセットで購入しました。 結構飽きっぽくて、財布もコロコロ買い換えていたのですが、これを使い始めてピタリと止みました(笑 渋い品で、値も張りますが、私にはかえって経済的だったわけです。 2つ折の財布は、札と、カードが少々くらいしか入りませんが、それがシンプルで好みです。 現在では、通常のブライドルレザーの製品は伊勢丹やユナイテッドアローズにいけば、よく目にする事ができませんが、ヴィンテージブライドルは恵比寿のPt.Alfredというお店か、ネットぐらいしか見たことがありません。 こうした革小物は使うたびに、メンテナンスのたびに喜びがあり、生活が潤いますよね。万年筆と、ちょっと似ているような気がします。 みなさんは、自慢の小物ってなにかありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 9, 2006 02:55:35 PM
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