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カテゴリ:ひょんぢ&れいな&日々のこと
今朝の朝刊で社告が出ました・・・何日か眠れぬ日が続き、放心状態でしたが、今日一日休んで少し気持ちが落ち着きました・・・ 原因となったのは私が応対し販売した方からのクレームだったのです・・・箱につめる時にミスに気づいていれば・・・いくら悔やんでも仕方ありません。本来「枠外記載」と書かれているべき所に、その商品一種類だけにとんでもない賞味期限が印字されていたんです・・・。枠外に記載された賞味期限との二重表示ということで告発されました。商品自体には何の問題もありませんでした。 もちろん、工場から出荷した時点で、店頭に陳列した時点で、どこかで誰かが気づいていれば事故は防げたのですが、今回いろんな調査が入って、会社の体制にも問題があるということで、商品表示に対して細かい改善指導も受けることができたので、「試練をチャンスと思って、こういう時こそ一体となってがんばってほしい」という言葉に励まされつつ過ごしていますが、営業担当の責任をとられている副社長や、たくさんの従業員の方々がここ何日間徹夜で対応に追われている姿を見ると申し訳ないし、励ましてくださるデパートの幹部の方々にも申し訳なくて顔が上げられませんが、こういう時こそ、がんばって笑顔で販売していかなければならないと思いますが、つい涙が出てきてしまいます。 機械化が進んだとしても、その機械を操作しているのは人間だし、その人間が完璧ではないから、どうしてもミスというのは起こるのだということを痛感しますが、今の時勢上、あまりにも消費者の方々が過敏になりすぎて、目を皿のようにして商品表示を見て、あらゆることに対して告発されているのが今の食品業界の現状のような気がします・・・ 商品による直接の被害というのはあまり聞かないような気がします・・・もちろん改めるべき所は多いと思うし、もっと良くなってほしいと思いますが、どんどん表示すべき項目が増えていっている中で、現状が追いつかない部分も多いのかもしれません。 分野は違いますが、私たちも現場で厳しく指導されている個人情報保護についても、結局、安心できない、信じられないという心の発露だということでは同じだと思います。 日々厳しくなっていく管理体制・・・その中で予想外の多くの費用もかかるし、関係する人の力も消耗されていくし・・・私たちはいったい何をそんなに恐れているんだろうか・・・と思ったりもします。 いったいどこまで行けば安心することができるんでしょうか・・・ もっと自分自身の感覚を信じていいんじゃないかと思います・・・ 私は時々、頭が弱いなぁ・・・と思うんですが、信じることで、守られて救われてきたなぁと思います。 もしかしたら私みたいに、商品の表示とかあまり気にしない人も多いのかもしれません。そういう人達の方が幸せなのかもしれないと思います。 話がそれましたが・・・;とにかくこれからもいろんなことがあると思いますが、毎日最善を尽くして、その中で起こってしまった出来事ならば謙虚に受け止めて、めげずにがんばっていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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