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カテゴリ:植物
へちま水には、サポニンの一種である有効成分プロトパナキサトリオールが主成分として含まれ、肌荒れや日やけによるシミ、ソバカスを防ぎ、お肌を整えてくれます。 また、へちま水は、お肌の潤いと滑らかさを保つペクチン、多糖類アミノ酸などが含まれ、大奥の女性たちには美人水として愛用されてきたそうです。 採取時期は中秋の名月の日に採取した「へちま水」が最も上質と言われていますが、その根拠となる分析結果は何処にも示されていないようです。 有効成分の多寡は兎も角、ヘチマの樹液(ヘチマ水)の量をなるべく多く採取する事が出来そうな日を、私は秋雨前線による長雨が終わった頃が、最適期だろうと考えています。 江戸小石川御薬園では一夏 に一石一斗三升の糸瓜水(しかすい)をおさめたと記録されているそうですが、海に近い土地で満月=大潮で地下水位が高かったから採集し易かったのではないかと思っています。 採取したヘチマ水をろ過し、低温殺菌(75℃で1分が目途・写真は40℃まで冷却中)温度計が無い方はヘチマ水の水面が小さな泡で全面が覆われる頃合いが,加熱止めた78℃でした。 40℃まで水冷したヘチマ水に近所の薬局店主に教わったレシピにより、長期保存用の化粧水を作りました。 教わった割合ヘチマ水472ml・エタノール(エチルアルコール) ・200ml・グリセリン(グリセロール3価アルコール)128ml ところがなんと私が準備していたのは台所用の計量器(重量計)だったのです。 急遽割合をグラム単位に変えましたが、便宜上換算ではなく近似値です。 ヘチマ水1000g・エタノール408g(500ml)・グリセリン280g 2リットル用ペットボトルを使って計量、攪拌しました。 新型コロナ流行の影響でアルコールを入手できなくなったという事も有り、ヘチマ化粧水作りは4年ぶりでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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