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    書物の森へのいざない

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2009.02.07
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カテゴリ:ブックレビュー
 この本を読んでいると、麻生さんも小沢さんもどっちもどっちだなと思ってしまう。

 アメリカのGDPの30%が金融関係だそうだ、そのビジネスモデルがサブプライムショックで吹っ飛んでしまって、二度と今までのような金融覇権国家にはもどれそうもない。

 浅生さんや小沢さんは強いアメリカが戻ってくると思い込んでいるが、それはない。

 日本の輸出依存のビジネスモデルも壊れてしまった。これから日本はなんで稼いでいくの・・・・

 

 水野さんは最近テレビに結構でているので知ってる人も多いとおもいます。

 テレビでは自分からしゃべる事は控えているみたいで、聞かれた事に対して最低限注意深く答えている。でも物言いはソフトだが、結構大胆な事をサラリと言ったりしている。




 さて本の紹介ですが、今起こっている出来事(サブプライムショックでアメリカ金融覇権国家がボシャリ、無極化が始まっている)を、やさしく解説してあり、とても読みやすくなっています(やさしく書くのって、大変難しいんですよね)、ぜひ一読をお勧めします。







【内容情報】(「BOOK」データベースより)

サブプライムローン問題に始まり、“リーマン・ショック”で爆発した世界金融クライシス。それは米国型「投資銀行」ビジネスモデルの崩壊とともに、天文学的なマネーが流動する世界の資本主義経済が、次のステージに突入したことをも意味している。早くから金融バブルの崩壊を予見してきた気鋭エコノミストが、この未曾有の金融クライシスの本質と、世界と日本のこれからを鮮やかに読み解く。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 アメリカ発世界金融危機/第2章 危機の震源、サブプライムローン問題とは何か/第3章 「アメリカ金融帝国」はなぜ生まれたのか/第4章 世界は不況からいつ脱出できるのか/第5章 「アメリカ金融帝国」終焉後の世界/第6章 日本経済の生き残る道はどこか

【著者情報】(「BOOK」データベースより)

水野和夫(ミズノカズオ)
三菱UFJ証券参与・チーフエコノミスト。1953年生まれ。80年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代証券(現・三菱UFJ証券)に入社。98年金融市場調査部長。2000年執行役員。05年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)






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Last updated  2009.02.07 20:48:06
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