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カテゴリ:僕的メモ。
A地点に太郎君が住んでいました。ある日太郎君はA地点から3km離れたB地点にあるよしこさんの家に回覧板を届けることになり
午前7時00分にA地点を分速60mで出発しました。出発してから15分が経過したとき太郎君は忘れ物に気づき、分速80mでA地点へ 引き返しました。再びB地点へ向かおうとしたとき、太郎君に昨年の夏、よしこさんと過ごした思い出が蘇ってきました。そう、それは ちょうど1年前。今と同じようにどこまでも青空が広がり、雲ひとつ無い 真夏の正午すぎ。太郎君はよしこさんと一緒に借りたバンガローのテラスで 缶ビールを飲みながら、眼前に広がる青い海を眺めていました。 いつも外回りの仕事で神経をすり減らしている太郎君も今日はゆっくり過ごせ そうだと、リラックスした様子です。かたやよしこさんは手にした缶ビールを 置いたり、口元までもっていたりを繰り返したり、テラスに出たり入ったりとどこか落ち着かない様子です。 「おい、どうしたんだ。よしこ」太郎君が怪訝そうに話しかけます。 よしこさんは曖昧に答えただけ。いつものよしこさんはYESNOをはっきり するひとなのに。よしこさんのおかしな様子に疑問を抱きながらも、太郎君は何も答えを見出せないまま夜を迎えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.26 18:39:29
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