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カテゴリ:ばたんばとん。
色バトン、だってさ。
なかなか詩的なバトンだよねえ、とか思ったぜ。 ■赤といえば? 赤は真冬の、サンタの色。 手を伸ばしてももう届かない、子供の頃の冬の思い出。 ■青といえば? 子供の頃の、空の色。 今じゃあ空を描く時に青なんか使わない僕が居る。 手が届きそうで届かなかった、子供の頃に見上げた夢。 ■オレンジといえば? 赤と黄色が混ざった橙。 それは僕が昔大好きだった色。 記憶のパレットに残された、あの頃と今の中間色。 ■黄といえば? 卒業式の、薔薇の色。 涙を吸って少し育ったかな。大人へ一歩近付いた、その証。 ■緑といえば? 夏風に揺れる、草の色。 また少しずつ、夏が近付いてきてます。 目を癒してくれる緑は、僕にとっての青春かもね。 ■紫といえば? 好きだった人は、よく紫色の服を着ていました。 ふらふらとそれに惹かれる僕は、きっと蝶だったんでしょう。 一匹の蜘蛛が身に纏った、忘れられない魔性の色。 ■紺といえば? 夜に見上げる空の色。 青みがかった空の下、たまに歩くと気持ちいよね。 大人になるに連れて、僕らは青から紺色の世界に近付いていくんだ。 ■ピンクといえば? ハートと見せ掛けて実はどこでもドア。 どこでも行けると信じてた頃の僕は少し痛々しかった。 ドラえもんにも作れない未来。きっとそれは薄めの桃色なんだよね。 ■茶といえば? バレンタインに僕が見た、甘いチョコレート。 年上のお姉さんが僕に手渡してくれた。 その後コンビニを出た。あの時の空の色はきっと焦げた茶色。 ■白といえば? 僕がなりたいと願った色。 染められたいと願った、受け身な僕はもう居ない筈。 それでも白が少しだけ混ざった、僕はそんな人間なんだ。 ■黒といえば? 僕が一番好きな色。 何度も何度も見てきた色。 僕に言わせれば、黒って一番綺麗な色。 ■金といえば? 一番最後に残る折り紙。 どの色にも合わない、孤独に輝く一番星。 ■銀といえば? 初めて見た雪の色は銀だった。 光と白の調和、もう見れないようなそんな色。 ■グレーといえば? 黒と白の狭間にある僕専用の色。 白黒はっきりさせない、曖昧な僕の色。 ■お疲れ様でした。大好きな色を一つ教えて下さい。 ブラックピンク。ってどんな色じゃい。 ■バトンを受け取る人 暇人でロマンチストな澄火。 とにかくバトン魔のリック。 その他、拾いたい方は拾って下さいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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