『女帝の手記』【漫画】孝謙・称徳天皇の物語
女帝の手記(1) 孝謙・称徳天皇物語 (中公文庫コミック版) [ 里中満智子 ]時は奈良時代、聖武天皇と光明皇后の間に生まれた娘、阿倍内親王。皇太子だった阿倍の弟は体が弱く、幼くして死んでしまう。藤原氏直系で唯一の内親王となった阿倍は、皇太子として即位する。藤原家の期待を背負い、女の幸せを捨て、阿倍の政治家としての日々がはじまろうとしていた…また「女帝」です。こちらは歴史上の人物です。長屋王残照記(1)あおによし (KCデラックス) [ 里中 満智子 ]と時代が一部かぶっていますがメインは長屋王の時代のその後になります。同じ作者なので天上の虹(11)<完> (講談社漫画文庫) [ 里中 満智子 ]天上の虹も含めてキャラの外見が揃えられていてそれぞれに人物相関図なども掲載されているので時代の流れがよく分かるようになっています。というかその相関図がなかったら訳が分かりません。それくらい登場人物は多いし否が応でもにた髪型のキャラ満載だしくっついたり離れたり叔父、叔母、甥、姪、異母きょうだいに異父きょうだい人間関係がややこしいんです・・・この時代関係のものを何回何冊読んでも簡単に混乱してしまいます・・・読んでいると大河ドラマと同じで史実なの?フィクションなの?作者の解釈なの?と部分部分でなりますが底を調べながら読んだりするのも最近は楽しく感じます。