『必殺仕事人』【ドラマ】(2023年12月29日放送SP)東山紀之さんと藤田まことさんが重なって・・・
押し込み強盗や、残忍な手口で人を殺める“人斬り牛鬼”の犯行が連続し、江戸の町は騒然。渡辺小五郎(東山紀之さん)ら仕事人たちは、日々裏稼業で悪人たちを成敗していた。しかし、慕っていた瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)亡き後、喪失感でいっぱいのリュウ(知念侑李)は、形見の鏨(たがね)を手に仕事に挑むも、反撃されて窮地に陥ってしまう。そんなリュウの様子を見かねたお菊(和久井映見)は、密かにある策を講じることに……。一方、芝居小屋で踊り子たちの絵を描くという絵師としての表稼業に勤しむ経師屋の涼次(松岡昌宏)は、物価上昇の余波で絵の道具を買うこともできず、金の無心をするためお菊の家に向かう。すると、たまたま髪結い師の棗(松下奈緒)と居合わせ、その美しさに息を飲む。本来だったら2024年になってからの放送だった筈の本作品。東山紀之さんが2023年いっぱいでの引退にともなって2023年12月29日に放送となりました。監督が石原興さんで影の割合が多くて美しい画面を堪能させていただきました。新仕事人の松下奈緒さんも素晴らしかったし三重県出身の平井亜門さんのゲスト出演登場したと同時に分かってしまう依頼人と悪人流れる曲流れる曲歌える現象などいろいろあった本作でしたが最も特筆すべきは東山紀之さん!どうしてもまだ八丁堀=藤田まことさんの私ですが本作品の一場面仕事を受けた直後東山紀之さんの八丁堀が画面からすっと消える場面で鳥肌が立ちました。顔のupから少し見えている肩を含めた体が先に動いて後から顔がすっとついて行った場面そのタイミング、その動き目線、顔の向き、表情藤田まことさんでした。なんですか?一体何だったのでしょう?錯覚?東山紀之さんなんですが藤田まことさんが重なって見えた気がしまして・・・これは東山紀之さんがものすごい!って話でいいんですか?本当に鳥肌が立ちました。この方が芸事から身を引くのはものすごい損失なんだと全身で理解しました。素晴らしい!