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カテゴリ:心理
俺は去年の10月、奇跡的に心理系の大学院入試に合格することができた。 カウンセラーになることが小学生からの夢だった俺。合格は嬉しかった。
4月から始まった大学院の講義も5月の終わり頃になると少し慣れてきた。 んで気づいたこと。授業は違っても重要なエッセンスは共通してるってこと。
その、どの授業でも共通して強調されてることってのーが(ややこしい・・・) 「自分」をどこまで自分が把握しているかってこと。 言い換えるなら、自分の欲求や感情、思考、価値観を今現在の自分がしっかりと理解しているか、また、一瞬一瞬の自分の気持ちを鋭敏に感じ取れているか。ってことなんです。 簡単に言うなれば「自己理解」をしっかりせよ、そうでなければ「他者理解」はできるはずもない。ってことなんですよ。(言い換えその3w) -「自己理解」ができていない限り、他者を理解する時に自分が相手に与えてしまう影響や自分の中で生じる感情の原因が曖昧なまま(心理的に言うと転移の解釈ができない状態とでも言えるんかな?)やから、相手を理解できるわけがないと、こういう考え方です。 正直これは、俺にとって耳の痛い話です。 なぜなら、「なんかあの人嫌い、好きやない」とか「今日はなんか気分がのらんから・・・」という発言が多いわりに、俺はなぜあの人を嫌いと思ってしまうのか?今自分の気分が落ち込んでいたり、居心地が悪いと感じるのはそもそも何を不安に思ったり嫌がったりしてるんやろか?なんて考えへんし、「なんかだるい」という言葉で完結してしまい自分の感情に焦点を当てずじまいで終わること無数やからです。 これから心理系の大学院を目指す人、カウンセラーを目指す人、カウンセラーになった人、就職活動を始める人、就職した人、教員、大工・・・世の中に生きるすべての人間が自分の心の中で生じる感情の起伏や気分といったようなものに鋭敏であるならば、クライエント、生徒、部下、上司との人間関係に新たな光をさしてくれる事になるんやないでしょうか。就職活動で自己分析とかすんのも面接でPRするためだけやないんやないかな。 「カウンセラーはその人の人格以上の治療はできない」
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最終更新日
2007年05月28日 15時37分20秒
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