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カテゴリ:いしがき
今日は旧暦で5月4日。 沖縄では「ユッカヌヒー」と言い県内の漁村ではあちこちで『ハーリー』が行われます。『ハーリー』は航海安全と豊漁を祈願しながら船を漕いで競漕する「海神祭」です。地域によって様々な祭りの形態が受け継がれています。 那覇ハーリーで使用する船はかなり大きいのですが(30人くらいで漕ぎます)、石垣のハーリーの船は小さめ(10名程度で漕ぎます)です。 石垣市爬竜船(はりゅうせん)競争大会は石垣市民挙げての一大イベントのひとつで、今回が100回目の開催となるそうです。 その、祭りの競技種目は次のとおり * 本バーリー(御願ハーリー、転覆ハーリー) * 職域対抗ハーリー * 中学生対抗ハーリー * マドンナハーリー * 水産関係団体対抗ハーリー 私は昨年に引き続き、職場のメンバーで職域対抗ハーリーに参加しました。 職域ハーリーは1組8団体の8組、計64チームで争われます。 昨年は組中最下位でしたが、今年は5位。 最下位にならなければいいんです。参加することに意義があるんです、うんうん。。 本バーリーというのは、本職の海人(うみんちゅ)がやり、市内の海人が地域ごとに3組に分かれ競漕をします。 御願(うがん)ハーリーは往復800メートルを3週し早さを競います。 転覆ハーリーは漕いでる途中に合図を見て船を故意に転覆させ、再度船をおこして競漕します。 しかし本バーリーの盛り上がりかたは、かなりスゴイです。 転覆ハーリーなんかでは、転覆させて一番に船をおこすと、その地区の応援団はみんな大歓声。抱き合って喜ぶ人たちいるくらいその応援は熱狂的。 1年に1回、その地区の名誉をかけて戦うのでしょう。 海人のハーリーに懸ける想いはやっぱ、相当なものなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 30, 2006 03:50:50 PM
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