十六日祭
昨日は旧暦の1月16日。石垣や宮古等では、この日は十六日祭(じゅうろくにちさい)が行われます。『十六日祭』とはあの世(グソー)の正月で、一族同門でお墓に集まりごちそうを詰めた重箱、酒、線香を供えて供養する(正月を祝う)行事です。旧暦の行事が多い中、十六日祭は旧盆と並び大きな行事の一つ。学校などは午後から休み。商店や会社も午後から休みの所が多いです。ですから、「十六日祭に参加するから休みます」と言って休みを取っても全然問題はありません。「お墓に集まりご飯を食べる??」と思うかも知れませんが、沖縄の墓は基本的に大きいんです。墓全体の敷地が4、5坪程度が一般的な沖縄のお墓ではないかと思います。でも、でかいお墓はかなりでかく、「コレお墓なの??」と驚く大きさのお墓もあります。ちなみに石垣には地方紙が2紙ありますが、十六日祭のため、今日は2紙とも休刊でした。それぐらい「十六日祭」は石垣の人達にとっては、大切な行事なのです。でも、こういう行事を大切にするってとってもいいことですよね。