こころ模様

　今日は職員一斉のインフルエンザの予防接種日だった。本当の事をいうとできれば受けたくなかった。今までにかかった事がないので切実感がない上、うけるといつも熱っぽくなったりと調子が悪くなるから・・・　でも仕事がらそうも言ってられない。かかったら自分だけでなく、周囲に多大な迷惑をかける。そして、誰かにうつしでもしたらとんでもない！！
　強制的に全員接種するので、妙な連帯感が生まれる。皆いいオトナなのに、学校の集団予防接種前の児童のように、皆こそこそ注射する医師の腕前評判を口にし合う。お互い顔見知しりだから、余計に花が咲く。あげく、変な理屈をこねて、自分の並びたい医師の列に並ぼうとする。私もそんな一人。

　帰宅して、いつものようにお風呂でごしごしこすってしまった。あぁ、いけない。ごしごしはやっぱりまずい。明朝起きて、調子悪かったらこのせいかも・・・あーあ。

　それにしても、この予防接種を受けると、もうじき冬がくるんだなぁと実感する。だって、これは忙しくなる前触れだもの。紅葉はまだ色づいていないけど、寒いはずだわ。もう１１月だもの。そういえば、なんだか年々紅葉が遅くなっている気がする。温暖化のせい？

　寒い寒いと思っていたのだけど、昨日シドニー在住の友達と２２時頃話していたら、あちらは今から夏なんだと実感。「０時になったから寝る」って言われて、時差は一時間のはずなのに変だなぁって思って聞いたら、サマータイムに入ったのだそう。あぁ、暖かい季節に入るのが羨ましい。

　私の初海外旅行は、まさにオーストラリアだった。行ったのは日本の夏で、当たり前だけどオーストラリアは冬だった。夜は、セーターやジャケットが必要な寒さ。いくら昼夜の気温差が激しいと言っても、現地の人が平気で泳いでいたのにはびっくりだった。私と友人は、負けじと（？）はりきって水着を購入して海へ行き、やっぱり寒くてがちがち震えながらお風呂に舞い戻った事が忘れられない。ほんとに、おかしいくらいがちがち震えていた。懐かしいなぁ。


　さて、うがい手洗いきっちりして、できるだけ人ごみはさけ、栄養と休養をしっかりとって、インフルエンザ猛威の冬をのりきりましょう。