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カテゴリ:仕事
とても寒い朝だった。出勤時からちらついていた雪は、みるみる本降りになっていった。今日は外来応援。この雪なら来る人少ないだろうなぁと思いながら朝の申し送りをのんびり聞いていた。
診察介助だったので、部屋の準備をして待っていたら、突然電気が消えた。次の瞬間、いつもの半分くらいの電気がつき、防災センターから「停電です。関西電力からの電気の供給が途絶えました。自家発電に切り替えています」という放送が流れた。 オーダリングシステムもなんだかおかしいので、診察だけして、待ってもらう状態が続く。しばらくして、20分後に復旧を目指しますとの放送があった。薬局が麻痺しているらしく、オーダリングを使うなという放送が流れる。また、院外処方箋は手書きでするようにと通達がまわってきた。手書きは久々らしく、医師も「昔はこういうの研修医が書いていたのに・・・診察しながら処方箋まで書くなんて」とぶつぶつ・・・交換から診察場に、患者さんからのキャンセルや問い合わせの電話をつなげてこられるし、院外処方箋の書き方や字の判別でも問い合わせがくるし、電話が鳴ること鳴る事。よくわからない事ばかりなのでさんざん振り回された。 30分くらいして復旧した。前の職場はオーダリングシステムではなかったので、全部手書き伝票だった。でも、こちらにきてオーダリングに慣れてしまったので、その便利さが当たり前になっていた。病棟はもっとてんてこ舞いだったはず。無停電の電源は限られた病室にしか備わっていない。自家発電のコンセントは全病室にあるけど、40分くらいしかもたないらしい(今回もぎりぎり)。それを超えたら、バッテリーのもたないものから全て手動になっていく。恐ろしい・・・ 応援をおえて病棟にもどったら、てんやわんやだった。当日退院後に同じ人数の入院が入り続け、指示がつまれていた。何から手をつけたらいいのだろう?という状態。とにかく、頼まれた事をしてから、司会だったので詰所会議に行った。 師長から、年末年始は3人夜勤で組んでいるけど、この時期この病床数(満床)では4人夜勤になるかもしれないとの話が出る。私の正月(大晦日と元旦のお休み)はやばいかもしれない。勤務表は変更されるだろな。 会議の後、仕事を続行。21時半頃おわって帰路へ。19時頃のメールで休みの同期が晩御飯誘ってくれていたみたい。電話してみたら、もう食べ終わったらしい。忙しく遅い事に驚かれた。別の同期とご飯食べに行ったのだけど、この四日間の疲労は相当だったみたいで、途中で(5分だけ・・・とか言いながら)眠ってしまった。起こさず付き合ってくれた同期に感謝。 いろいろあった今週だけど、乗り越えられて良かった。来週は平和でありますように・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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