こころ模様

　今日は久々に映画を見ました。
今年の初映画は当初気乗りはしなかったけど、『プライドと偏見』になりました。

　『ブリジット・ジョーンズの日記』が公開された頃、テレビの深夜帯で『高慢と偏見』を放送していたのを見ました。たぶんドラマだったと思います。コリン・ファースがダーシー卿をやっていて、映画ともリンクされており、楽しめました。だからその印象が強く、今更っていう思いがありました。そして題名も『高慢と偏見』の方が断然いい！って思っていました。
　一方で、友達は『自負と偏見』を読んでおり、映画も見たがっていました。映画千円の日です。相談の結果、いろいろ比較してみようって事になり、この映画を見ることになりました。

　映画は突っ込みどころ満載でした。私には特に、上流階級の人々のマナーについていけませんでした。どこまでが良くて、どこからが良くないのかさっぱりわかりません。突然、真夜中に訪ねて来たり、朝っぱらからガウンのまま訪問して父親に結婚の申し込みをしたり、知り合いでもないのに主人の不在にいきなり訪ねてお宅拝見したり・・・ありなのか？って思いました。また、映画だからはしょられて仕方ないのですが、えぇっていう展開も多かったです。例えば、いつダーシー卿がエリザベスに好意を持ったのかもわからなかったです。

　俳優さん達はキャラクター豊かでかなり楽しめました。ドナルド・サザーランドやジュディ・デンチはさすがって思いました。キーラ・ナイトレイも思ったよりはまっていました。
　好きな場面は、お父さんの愛情の示し方がどれも素敵でした。ダーシー卿と妹さんの場面も好き。お母さんのコメディーぶりもなかなか笑わしてもらいました。ジェーンとエリザベスは彼女から（反面教師として）いろいろ学んだのでしょう。えぇって思うことも多かったけど、映画としては面白かったです。見てよかった。

　映画前に食事を済ませていたので、映画の後、お茶をする事にしました。話題のメイドカフェが京都にできたという話から、話の種に行ってみようかということになり、わざわざ場所を教えてもらって行ったのですが、すでに閉店していました。残念でした。でもお店の雰囲気などは看板から想像できました。独特です。再チャレンジする約束をして普通の喫茶店に入りました。そこで、調子に乗って話続けたためにすっかり遅くなってしまいました。時計を見て焦りましたが、なんとかぎりぎり終電に乗れました。良かったです。