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カテゴリ:旅
JRの駅には、旅のパンフレットがいっぱいおいてあり、いつも誘惑されます。ー「旅」ごぶさたしていませんか?ー等ネーミングもいいです。パンフレットをもらってきては、いつか行きたいなーと思うものをストックしているのだけど、今回はその中から鞆の浦を選んでみました。
いろは丸事件や、七卿落ちにも関わる瀬戸内の栄えた港町。昔の栄華は今いずこの悲しく寂れた感じはなく、とても良い所でした。こんな所が日帰り圏内にあることが嬉しかったです。今年は日帰り旅行を充実させたくなってきました。 バスをおりたら、潮の香りが漂ってきて、猟師さんたちのお店があったりしました。町のお魚屋さんと違って、小さな漁船で釣ってきました!っていう感じが良かったです。 今回の目的はお雛様。鞆町並み雛祭という催しをやっておられて、普通のお家でも、お雛様を展示してみせててくれるのです。まるで祇園祭での屏風祭りみたいに! 古い商家も多く、いろんなお雛様が展示されていました。お家に展示してあると、博物館でみるのとは雰囲気が違います。終戦の引き揚げ時に姉妹で分担して持って帰ってきたというお雛様や、その家のおばあさんがお嫁にもってこられたお雛様等、云われが活き活きと見えてくるようでした。 昔ながらの商家のお雛様は流石に素晴らしかったです。財力をもって、見栄を競った商人のお雛様はかなり豪勢でお道具類などは特に素敵でした。とっても目の保養になりました。 一般のお家のお雛様も、江戸時代のものから最近のものまでさまざまで面白かったです。一番多かったのは昭和30年代の御殿飾りのお雛様でした。そして一見豪華そうに装っているけど、なんだかちょっと安っぽくみえてしまうものが多かった。戦後の復興期だったんだなぁって実感しました。個人的には大正期のお雛様が良かったです。 あと、キャラクターものが面白かった。キティーちゃん、リカちゃん、ミッキーマウス、テディベアー等等いろいろありました。 お雛様、いっぱい見られたけど、他の観光は全然できませんでした。駅から手が届きそうな福山城とか、仙酔島とか興味は尽きません。また行こうって思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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