こころ模様

　今日の夜勤は今月でもっとも落ち着いていた。でもショックなことがあった。初就職してからずーっと困ったときの頼みの綱として書き溜めてきたメモ帳がなくなってしまった。一体どこでなくしたんだろう？ないと困るという事はないけど、お守り代わりみたいなものだし、いざという時のカンニングペーパーなのに・・・

　気を取り直して、今日はゲイバーに行ってきた。「ベティーのマヨネーズ」という有名店。
おかまさんのトークはとっても面白かったし、ショーは楽しませてくれた。魅せるショーだった。
ショービジネスってすごい！中でもマダムベティーは素晴らしかった。ショー前には全員に挨拶し、テーブルに心を配ってはるのがわかった。ショー中も一番笑顔や身のこなしが綺麗だった。でもちょっと疲れてはるようにも見えた。大変なんだろうな。とくに休前日だからお店はとっても混んでいて、てんやわんやみたいだった。
　オリックスのＫ選手がこられていたみたいだけど、暗いのであんまりよくわからなかった。黒くて大きい人で、言われてみれば・・・だった。あっちこっちから写真とられてはって大変だなぁって思った。

　ゲイバーは、８年位前に行って以来だった。前は京都の「カルシウムハウス」に行ったのだけど、こちらはショーに笑いの要素をいっぱい盛り込んだものだった。寸劇みたいなものがあって、時事ネタというか社会風刺が入っていたのが印象的だった。２回行ったけど、２回とも内容が違ったから、練習や道具も大変だなぁと思った。ここはとても小さくこじんまりしていた。着替えもすごい所でしてはって、びっくりした。でもおかまさんとの距離が近かった気がする。あのお店って、今もあるのかな？

　ベティーのお店はとても大きく、舞台がきっちりしていて、ショーが豪華だった。昔タイで見たゲイのショーに近い感じだった。すらっとスタイルが綺麗な人が多く、胸の形がまさに千差万別だったのが印象的。そしてあれだけ露出度が高いのにいやらしく見えないのが不思議。
　あんこさんのキャラクターが、香港映画でお気に入りの俳優さんがやっていたおかまさんの雰囲気に似ていてなんか嬉しかった。楽しませようと、皆で作っている空間がとっても素敵で又行きたいなぁって思った。これってほんと文化だと思う。