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こころ模様

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yai 1974

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2006/04/25
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カテゴリ:舞台
 夜勤あけで同期の引越しお祝いランチに行って、その足で京都劇場に劇団四季のミュージカルを見に行った。昭和の歴史三部作の第三弾「南十字星」。作品柄眠くなるはずがないとは思っていたけど、一睡もしてなかっただけにちょっと不安もあった。でも想像以上に迫力があって、眠くなる暇なんてなかった。

 嬉しいことに、保科役は阿久津さんだったし、友達のとってくれた席は真ん中の五列目だったので、すごくはっきり見えた。会員になったら良い席とれるんだなぁと改めて実感。
 今回の舞台は京都とインドネシア。インドネシアの踊りや音楽などの表現の仕方はとっても面白かった。舞台装置もすごく凝っていて、特に舞台にお水のプールがあるっていう事にびっくりした。それに空襲や原爆の炎のシーンは迫力がありすぎて怖かった。残念なことは玉音放送があまりに作り物過ぎたことだったけど、まぁおかげで言葉が明瞭にわかってよかったのかも・・・。ともあれ、今回も四季らしい客席サービスがあって嬉しかった。そして最期の俳優さん達の笑顔はとっても素敵だった。アンコールって大好き。

 物語は、滝川事件らしき事件で辞職した元教授が歴史解説しながらすすめてくれる。戦況もレトロな地図でしめしてくれたからわかりやすかった。保科の出征時にお姉さんが言った台詞は、当時の事を考えると疑問だった。逆にお姉さんの夫である原田の台詞や行動はリアルだった。最初から義弟を裏切る気があったのかどうか、陸軍士官学校卒エリートのプライドや思想についてや、彼らの義勇軍参加状況はわからないけど。確かに戦犯逃れや罪の意識や共感、日本にもどれない思いで参加した人もいただろうけど、どちらかというと上官にだまされて残った人が多かったと思ってた。
 裁判の状況はつらかった。A級戦犯と違ってB・C級戦犯は犠牲者というイメージがある。マッカーサーの復讐心であり、癒しになるっていう台詞は切なかった。重光葵は役職柄の親交などで救われた気がするし、そういうのがなかっただろうB・C級戦犯で、申し開きが聞き入れられた人ってどれくらいいたんだろう? 

 裁判結果の絞首刑による「死」をうけいれた後の、未来の若者に対する台詞(遺言かな)は、痛かった。
 独立戦争に参加した日本人兵士がいるとニュースになることもあるし、遺骨収集は今でも続いてる。戦後60年、帰国できない人達は、生きている人、亡くなってしまった人ともにどれだけいるんだろうって思った。

 
 

 
 





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Last updated  2006/05/03 01:17:10 PM
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