こころ模様

　「ダ・ヴィンチ・コード」見てきました。
小説は読んでいないけど、ＣＭや宣伝があっちこっちで行われているのでとっても楽しみでした。

　トム・ハンクスは優等生な役しかしないのでつまんないって思ってたし、「アメリ」でのオドレイ・トトゥは不気味に見えたのだけど、今回はどちらも良かったです。映画は、長時間を全く感じさせないくらい面白かったです。キリスト教的な観点からはいろいろあるみたいだけど、いろんな解釈があっていいんだと思います。本当の事なんてわからないもの。これは私がキリスト教徒じゃないから言えるのかもしれないけど・・・

　冒頭や途中に説明される、象徴のお話はとても面白かったです。秘密結社や聖書についても。知識があればもっともっと面白いのだろうなって思いました。宗教学の授業とかで解説してもらえるなら、是非講義聞きに行きたいな。

　ルーブルはとても綺麗でした。特に夜。私も夜に行った事あるけど、疲れ果てていた事もあり、あそこまで綺麗な記憶がないです。映画の最期のシーンのピラミッドを見たら、また行きたくなりました。ミステリーもだけど、名画や観光名所も上手く使われていて、観光局とタイアップしてるのかしら？と邪推してしまいました。
　エッフェル塔のライトアップも、綺麗でした。あれが見たくて、友達と貴重品はセーフティーボックスに預け、小銭だけもって強盗に襲われても自己責任って思いながら外出した事を思い出しました。
　ダ・ヴィンチといえば、ロワールのクロ・リュセ。
彼が晩年住んでいた館なのですが、絵画や彫刻のイメージとはかけ離れて、兵器開発などの科学者的な側面がいっぱい展示されていてびっくりしました。すっかりイメージ変わりました。日本語表記がなくてちょっと辛かったですけど、お庭の発明品の展示物とかはかなり面白かったです。

　出口でＨＩＳがツアーのパンフレットを配っていました。
あの映画見たら行きたくなるよなーって思ったけど、あまりに忙しそうなツアーでした。どれくらい申し込みがあるんだろう？