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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅
7時に起きられた。だらだらぼーっとテレビを見ながら準備してでかけた。10時に友達が迎えにきてくれるから、それまで朝ごはんと散歩に出かける。ゆうべはあんなに活気があったのに、今はシャッターが閉まってすっかり落ち着いた雰囲気。口内炎はやっぱり治っていないし胃もたれもしてるので、お粥を食べようと思って探すけどあいている店自体が少ない。英語でヌードル・ライスって書いてあるから入ったけど、メニューがよくわからず、出てきたものはうどんのようなものだった。大体、もっと漢字が書かれていると思って安心していたのに、ハングルばかりで英語すらないとさっぱりわからない。ビジネスマンが入れ替わり立ち代り入ってくる。不思議なのは、ストライプのスーツにストライプのカッターシャツにストライプのネクタイをしている人が多い事。私の感覚では変。大体において日本と大きく変わらないけど、時々すごい色彩の人がいたりして興味深かった。
タプコル公園に行ったらまだ閉まっていた。10分くらいしたら開くようだったのでぶらぶらしながら待つ。確かにお年寄りが多い。日本人観光客を見つけると、日本語で独立運動や歴史について説明してくれる韓国人のおじいさんもいるって読んだので期待してたけど、誰も声かけてくれなかったので、一人でレリーフ眺めたりしていた。人々が手をあわせて拝みながらぐるぐるまわっている国宝の塔をボーっとながめていたら、おじさんが韓国語で説明をしてくれ(いると雰囲気で感じた)、手を合わせるポーズをとるので、手を合わせて一緒に回ってみた。 友達がホテルまで来てくれたので、いくつか通訳をお願いした。助かった・・・ 少し清渓川を散歩して「参鶏湯」を食べに行く。朝鮮人参のお酒やお料理をはじめて食べた。朝鮮人参自体は微妙な味だったけど、お料理はとてもおいしかったし、身体に良さそう。貼ってある朝鮮人参のポスターはとってもセクシーだった。 友達が伝統舞踊を習っているのでお稽古の見学に行く。初めてみる韓国の踊り。チマチョゴリがひらひらして綺麗だし、いろんな小道具の踊りがあって面白かった。二時間はあっという間だった。友達が日本からの友達って紹介してくれたので、休憩時間とかに「イルボネ」「イルボネ」って聞こえてくる。韓国語のボキャブラリーは片手くらいしかないけど、「イルボネ」は日本人の事だという事は知っているし、自分の事が話されているのはわかるから、ちょっと恥ずかしかった。親切に話しかけてくれる人もいたし、バナナやお茶をご馳走してくれるので、話せたらなぁって思った。 北村という伝統家屋の地域を散歩して、冬ソナの高校の近くを通った。界隈には日本人のおばさま達がいらした。ヒロインの家も高校の前にあり、頼んでもいないのにおじさんがいろいろ説明してくれて、写真まで撮る羽目になってしまった。私はドラマを見ていないのでわからないのだけど、高校の壁をよじ登るシーンを再現するおば様もいらっしゃるらしい。恐るべし・・・ 世界遺産の昌徳宮に向う。ここは個人では見て回れないので、日本語のツアーに参加した。団体旅行と一緒になったから、100人くらいいたのかな。あまりの多さにそれだけで疲れてしまった。説明はわかりやすかったし、建物はとても美しかった。ゆっくりできたらもっといいのになって思った。ここはおすすめ。 仁寺洞に戻ってまた伝統茶を飲む。今日は「五味子花菜」という五味子茶に季節の果物を刻んで浮かべたものを注文。とても美味しかった。観光地には日本語のメニューがあるから助かるのだけど、それだけ日本人が来るんだなぁと改めて実感した。 仕事が終わった友達も来てくれて、三人で夕ご飯を食べに行った。二人は初対面なので紹介するのに緊張したけど、仲良くなってくれたので嬉しかった。いろいろ気を遣ってメニューを選んでくれているのがわかるからとてもありがたかったし、美味しく食べられた。口内炎と胃もたれさえなかったら、辛いものにも焼肉にも挑戦できたので残念。これはリベンジしろっていう事だと前向きに考えて今回は我慢。一時くらいになったので、一人は帰宅しはったけど、一人は東大門に付き合ってくれた。夜の東大門は、思っていた以上に活気があり、韓国気分が味わえたし面白かった。店員さんの怪しい日本語や何かが違う衣料品を冷やかしていたらあっという間に朝が来たので、うす暗い中を30分くらい歩いてホテルに戻った。 一人だったら、こんなに安心して観光できなかった。付き合ってくれた友達にとても感謝。それにいっぱい話ができて楽しかった。私は幸せ者だなってつくづく実感。二人とも、次にいつ会えるのかわからないけど、大切な友達だと改めて感じたし、また会いに行きたいって思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/10 03:33:51 PM
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