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カテゴリ:仕事
3月退職希望者のリミットである9月に入った。
退職するって決めているのに、まだ上司に言えていない。今日の夜勤明けで言うつもりだったけど、できなかった。あまりに夜勤が忙しくて、疲れ果ててしまって、退職を切り出すエネルギーが残っていなかった。引き止められたら、負けそうな感じ・・・で諦めた。 一昨日、母に「まだ言ってなかったの?未練があるの?」って聞かれた。未練はなくてタイミングをうかがっているんだけど・・・ 友達に「なんで3月にこだわるの?世間体とか気にしすぎ。そんなことばかり気にせずに辞めればいいのに」って言われた。でも、少なくとも会社の組織の一員としての役割の一端を担っているんだから、責任だってあるし、節目に綺麗に辞めたい。勿論後味の悪い辞め方はしたくない。 だけど、あと7ヶ月もつんだろうか?っていうくらい、心が疲れている今日この頃。12月で辞めますって言ってみようかって妄想まで浮かんできてる。そして辞めてからの事考えたら、ウキウキ楽しくて仕方がない。この浮き沈みはちょっと病気。 ある後輩が退職した。前から「いつ辞めてくれるんだろう?」みたいな雰囲気はあった。月頭から、部屋もちはさせてもらえず、助手業務に従事させられていて、リストラ寸前の窓際族みたいだった。私も、夜勤を組む事がなくなってほっとした人間の一人だったし、冷たかった。部署全体がそういう雰囲気で、その子の同期や後輩にあたる新人さんの手前も、とてもとてもつらかったと思う。でも、気の毒とは思いながらも、思いやってあげることはなかった。昨年関わって痛い目にあっているので、正直関わりたくなかったし、それ以上に自分が疲れていた。 最終週に、彼女の退職が発表された。突然の事でかなりびっくりした。そして、遅いけど、はじめて彼女の気持ちを思いやるようになった。最後の日、彼女が挨拶に来てくれた。ご迷惑をかけましたと言われたけど、かけていただきましたって心の中で思っているものだから、即座に返す言葉が浮かばなかった。辛うじて言葉を選んだ苦い返答をしながら、自分を振り返って後悔した。だって、匙を投げた自分がいたし、先輩として彼女の良い所を見てあげようとせず、ため息ばかりついていた自分がいたから。一時期、彼女に私が潰されるって思っていた時期もあったけど、結果として私達が彼女を潰したのかもしれない。申し訳ない・・・ 部署には今でも、彼女に対して冷淡な空気が残っている。それは忙しさでぎすぎすしているからっていうのが大きいと思う。昔はこんなじゃなかったのに、いつからこんな空気になったんだろう?なんでこんなにいらいらしてるんだろう? 疲れていると、ものを考えなくなる。思考を止めてしまう。そして何かを攻撃してしまう。そしてまたその事にも疲れる。なんて悪循環。 彼女のさっぱりした表情をみながら、土俵が違うけど、辞めると決めてすぐ辞められるのが羨ましいとさえ感じた。すごく自分勝手だけど。リミットは近づいている。言うのはしんどいことだけど、言ったら楽になれるのかな。それとも言ってから、余計にしんどい日々がやってくるのかな。3月まで、心残りなく精一杯、楽しく仕事できるかな・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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