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カテゴリ:出来事
今日は伏見稲荷にお参りしました。
伏見稲荷といえば、商売の神様という事と、延々と続く朱色の鳥居が頭に浮かびます。 その景色を「見てみたい」と思いながら、今まで機会がありませんでした。 実家が自営業なので、毎年お正月にお参りしていたにも関わらず・・・です。 両親は、本殿にお参りしてお面を買うだけで、脇目も振らず、まさに駐車場と本殿の往復をするのみでした。 今回、夜にお稲荷さんにお参りに行くという行事に参加させてもらいました。 当初は「鳥居・鳥居♪」っていうミーハーな気持ちが大きかったのですが、主催者の方のお話を聞いているうちに、だんだん真剣・神妙になってきました。私、今までお参りの仕方を全くわかっていなかった事を知りました。お清めで、口をすすいだ事はなかったし、お参りする時に名前や生年月日、住所を伝えてからお願い事をいうなんて考えもしませんでした。 オーラや霊感のお話、合う神様と合わない神様がいるお話、鳥居が結界だというお話などなど、歩きながら聞くお話は興味津々でした。 鳥居の道は予想以上に延々と続いており、まさに山登りでした。しかも、行きしなはとても緊張していて、しんどいのかなんなのかわからない感じでした。でも、帰りしなはとても楽になった気がしました。運動したからなのか、思い込みなのか、軽くなったのかは謎ですが、肩や背中が温かくなったような感じもしました。 また、登っていく中で、京都の街中が見えるところがあり、まるで宝石箱をひっくり返したみたいでとっても綺麗でした。 私には、霊感(?)はないので、よくわかりませんが、お参りした瞬間「場」が明るくなったっていわれたり、皆の表情が変わっているというのは、嬉しい話。 私が実感したのは、お参りしているうちにだんだん気持ちが変わっていった事です。最近のささくれた気持ちが穏やかになり、お願い事も独りよがりでなくなっていきました。一番つらかった新人さんとの関係についても、あと4ヶ月しか共に働かない同僚なんだから、もっと話を聞いて優しくなろう、お互いに成長できるように努力しようって改めて思えました。 道中、お願い事をしてから持ち上げると、叶う場合は軽く、叶わない場合は重くなる不思議な石があり、行きと帰りでやってみました。結果的には同じ事をお願いしたのですが、気持ちの向きが変わったこともあり、角度を変えてやってみました。行きは重くてもちあがらなかったのですが、帰りは重いことは重いけどあがりました。思い込みや自己暗示かもしれないけど、それならそれで大きい要因だなぁと思いました。 2時間ぐらいでしたけど、自分の感覚や気持ちに耳を澄まして向き合った気がします。普段、いかに鈍感に暮らしているんだろうって思いました。 また是非行きたい!帰ってきて間もないけど、強くそう思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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