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カテゴリ:旅
近くのホテルのロビーでちょっと休憩してから、朝ご飯を食べに築地へ。
厚かましくも、そこのホテルマンに聞いて、お休みとは知っていたのですが、 開いているお店もあるとの事だったので・・・ 私は方向音痴で、駅からどこに行けばよいのか全くわからなかったのですが、 外国人観光客がいたので、彼らについて行くと、場外の飲食店がある地域にたどり着け、 開いているお店も発見。さすが外国人観光客はしっかり調べていてくれてました。 威勢のいい客引きをしている半分屋台のようなお店で、海鮮丼をいただきました。朝から しっかり美味しかったです。 当初、10時開館のお台場のノマディック美術館に行くつもりだったので、あてなく お休みの築地市場をうろうろ~としてみました。とっても閑散としていて、ある意味 貴重な体験。お魚はないけど、潮の匂いがしました。 休日なのに、市場内で仕事しているらしいおじさんが「今日はお休みだよ~」と 声かけてくれました。まだ時間がたっぷりあるので、どこか朝早くから開いている所は ないか聞いてみたら、近くの浜離宮に行くといいと言って、道を教えてくれました。 お礼をいって、そのままうろうろしていたら、またさっきのおじさんが声かけてくれて、 仕事が終わったし、方向が同じだから車で送ってくれると。 浜離宮に到着したら、9時開園でまだ8時前だったので、開園まで東京案内をして くれるという言葉に甘えました。霞ヶ関の官庁街や国会議事堂、東京タワーに浅草寺、 靖国神社等、説明しながらまわってくれ、景色のよい所では停まってくれる等、親切に 観光ガイドまでしてくれました。そして、9時前に浜離宮に到着したのですが、 珈琲や烏龍茶を次々とだしてきて、5本もビニール袋にいれて渡してくれました。 全部缶だったので、重いしすごい荷物になったのですが、とても嬉しかったです。お礼を しようとしたのですが受け取ってもらえず、そのままお別れましました。いろんな話を したのですが、お互い自己紹介はしなかったので、名前も知りません。でも楽しかったです。 浜離宮は気持ちの良い公園でした。でも園内で迷ってしまい、同じ道をくるくる回って いる気がしてきたので、対向に歩いてこられたマダム風のおばさんが笑顔で挨拶してくれた のを幸いに、道を聞いてみました。 そしたら、景色の良い所があるからとあちこち案内してくれました。話してみると、 マダム風ではなく、本当にマダムのようで、とても上品なお話ぶりに聞きほれてしまいま した。マダムは園内だけではなく汐留界隈も案内してくれました。ご近所にお住まいらしく、 いろんな情報を教えていただきました。気がつけば11時すぎで、お礼を言ってお別れしま した。こちらもお名前を伺うことも名乗る事もしませんでしたが、ハイソな世界の方のよう だったので、なんだかちょっとまぶしかったです。 浜離宮は、汐留のビル群が借景になっているのがちょっと面白かったです。 また汐留には、歴史の授業で習った新橋停車場も復元されていて、ちょっとした展示室も ありました。 お昼近くになると汐留自体が混んできた事もあり、お台場に行く気がしなくなりました。 予定変更して、マダムのおススメどおり、銀座まで歩いていく事にしました。 銀座は期待していなかったのですが、歩行者天国になっていたので、デパートに入らない 限りは苦痛なく歩けるし、大道芸は面白いしでなかなかよかったです。 あと、ちょこちょこ展覧会もやっていました。源氏物語の衣配りをイメージした展示と ピンホール写真の展示を見ましたが、どちらも素敵でした。 憲法記念日だった事もあり、街宣車と警察、デモ行進が賑やかな中、そのまま東京駅まで 歩きました。高速バスは満席で取れず、新幹線で帰宅することにしましたが、さすが始発。 座れてよかったです。 疲れましたが、それ以上にとても楽しかったです。 都会の人は冷たいって聞きますけど、親切な方と出会えて幸せでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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