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カテゴリ:出来事
今日、とっても怖い目にあいました。
なんと、夜の職場に閉じ込められてしまったのです。自業自得ですが・・・ まず状況。職場の建物には、出入り口としていくつかの扉があります。 扉は夜間鍵がかかるのですが、職員証があれば外部からいつでも入れます。 内部から外に出るには、内鍵を開けて扉を閉めたら、自動的にまたロックされる ようになっています。 仕事が終わったのは20時前。予想より早かったので、図書館に行く事に。 当然もう鍵はかかっている時間。いつもの出入り口からでると、建物を迂回しない と図書館に行けない為、校舎内を通って近道をしようと思ったのが間違いでした。 内扉と外扉のある二重構造の出入り口が図書館に行く一番の近道。 私は内扉の鍵をあけて、その扉の鍵の閉まる音を後ろで聞きながら、外扉の鍵を あけようとしたら・・・ない!ないのです! よくよく見たら、「非常の時は・・・」ってかかれた緑のプラスチックのカバー の向こうに鍵があるよう。そして、このプラスチックのカバーを壊さないと鍵を あけることはできない様子。 焦りました。 ここは山の中にある学校。しかも怪しげな部屋(失礼ですが結構怖いです)が いっぱいある古い建物。私のいる空間はガラスの扉とコンクリの壁に囲まれた 2m×4mほどの場所。外は中庭、内部は廊下で人を感知して点灯する電気が ついているので、感知しなくなると薄暗くなる・・・ そうだ!携帯電話!と思いつき、先ほど別れたばかりの上司に電話してみたの ですが・・・ 学内は圏外で、まれ~にアンテナが一個たってくれるという電波 状況で、繋がらず~~ 朝までここで怖い思いをしながら、過ごす事などを想像しながら軽いパニック におちいってしまいそうな時、灯りがついて人が歩いてきました。 私はガラスの扉を必死でたたきました。気づいてくれてありがとう。 見ず知らずのその人は、閉じ込められている私に対し、言葉を発することなく ただ笑顔で扉を開けて、立ち去っていきました。 恥ずかしいという思いより、助かったという思いが強かったです。 もう図書館に行く気分なんて吹っ飛んでしまって、急いで家路につきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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