偐万葉田舎家持歌集
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伏見から 竜馬になるか 山頭火子分連れ 青葉切り込む 竜の風奈良漬に なるな山頭火 伏見酒偐家持
2007.04.29
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山頭火 旅の連れには あらねども 越に五頭山 我をや待たむ越後なる 信濃川の辺 馬酔木咲く 花は妹見し 人な手折りそ
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鳥井戸を 過ぎて坂坂 坂の道 登り登りて 来し風の森少年は いづちへふたり 風の森 越えて行きけり 峠の道を高鴨の 春の祭の 餅撒きの 群れにまじれば 我も鴨なれ葛城の 川は昔に 変らねど 車繁けく 道の難かり散りのこる 花も散る花 今はとて 思ひも流る 葛城の川堺への 道を尋ぬる 人のあり 我も見えしや 襲津彦が裔
今日開設したばかりです。自転車でをちこち走って、我流で和歌を作り、記録してゆこうと思っていますので、よろしく。友人の偐山頭火君は俳句をやるのですが、彼は自分の俳句と小生の和歌でもって、「草の細道―銀輪万葉集」をただ今作成中ですので、ご期待下さい。偐家持
山桜咲きのこりたる草の径行く山の辺の葛城の春葛城の山は芽吹きの色めきてやはらに春も昼寝するらし背子と行く道の隈廻に標あれど迷ふもよきか葛城の春葛城の古道行けば九品寺の石の仏に花は散りけり綏靖の帝の宮の高丘に行く人もなき春の風かも大銀杏芽吹きの色に染む春は一言主の神や坐すらむ雄略の泊瀬は遠み宮芝居小角恨むや銀杏の背伸び朝妻の山はいづくや鶯の鳴きつる風に妹し思ほゆ金剛の山に向かへる風の森何としなけれまたも来にけり風の森立ち眺むれば葛城の山は見が欲し春野の霞