夕々の会
今日は大学同期諸兄との同期会でありました。 昨年11月30日以来の集り。 毎年5月と11月の最終金曜日に集ることになっている会である。 いつの頃よりか、集る場所・時刻も、心斎橋の大成閣・午後6時から、と決まっている。 今回は佐◎、原◎、前◎、水◎、深◎、枦◎、西◎、山◎、山○、古◎、中◎、蝶◎、守◎、谷◎、出◎、広◎、油◎、黒◎、道◎各氏と小生で20名の出席。これまでで最多の出席者となりました。 中でも今回初参加の蝶◎君は小生は卒業以来の再会にて懐かしい限りでありました。大学の教授や弁護士や議員など、はたまた会社の役員など、未だ足を洗わず懲りずに現役を続けているのが少数ばかり居るが、多くは仕事を離れて自由の身。まあ、そんなこともあって集る人数も増えて来たということであるのでしょう。 毎度のことながら、青春の一時期を共に過ごした仲間、楽しく愉快なひと時でありました。 再会を祝しての乾杯の後は食事を楽しみ、呑みながらの歓談。中程で各自近況報告を兼ねての1~2分間スピーチ。それぞれにそれぞれらしいスピーチで面白く拝聴させて戴きました。 小生は、今月の銀輪散歩で出雲、山形の鶴岡市などを訪ねたことを紹介し、当ブログの宣伝もして置きました。そして、お決まりのパターンで万葉歌を文字って即席の1首を犬養節で朗唱して置きました。はつ夏の さやけき夕(よひ)に 思ふどち い群れて居れば うれしくもあるか (偐家持) これは道祖王の歌「新たしき年の始に思ふどちい群れてをれば嬉しくもあるか(万葉集巻19-4284)」の上2句を言い換えただけのものですが、宴会などで咄嗟の時には、季節などを言い換えて簡単に、それらしき歌に出来るので、皆さんもこの歌を覚えて置いて、利用されるといいのでは、と思います(笑)。勿論、万葉歌のパクリであることは、ことわった上で披露するのがエチケットであります。 なお、前回、守◎君の発案で、この会の名は「よいよいの会」と決まったのでありましたが、今回、「よいよい」はいささか抵抗があるので、「夕」は「よい」とも訓むのでもあれば「夕々の会」にしたらどうかという小生の提案が承認されました。従って、以降はこの会は「夕々の会」と呼ぶこととなりました。 その心は、百合の花 咲ける夕にも もみぢ葉の 匂へる夕も 継ぎてぞ逢はな (偐家持)であります。 次回は11月29日。 もみぢ葉の匂ふ季節になっていることでしょう。 散会後、原◎君、西◎君、深◎君、水◎君と小生の5名は喫茶店で続きの歓談。その席で、11月を待たずに6月18日に阪急宝塚線の石橋駅前に待ち合わせて、5名で食事会・呑み会を持つことに決まりました。 つまり、もみつ葉は まちかね山か あぢさゐの 咲ける盛りに われらは逢はむ (偐家持)ということになった次第(笑)。 なお、上の歌の「まちかね山」は、我らが大学のキャンパスのある場所、豊中市の待兼山丘陵のことであり、これと「待ちかねる」を掛けた次第であります。 写真がないのも寂しいので、全員写真を小さくして掲載して置きます。<注記> 出席者全員での写真。諸兄の承諾なくブログに掲載するのは問題であり、小生も自らの顔を曝すことをよしとしないので、縮小し、且つモノクロ加工して掲載することとします。 これだと画面拡大しても個々人の顔は分からないから肖像権の問題も生じないでしょう(笑)。 モノクロ加工したのは、この方が同窓会の雰囲気に合うのではないかと考えた次第。 また、道◎君が当ブログの黒っぽい背景色が字を読み辛くしている、と言うので、これを機に新しいテンプレートデザインに変更いたしました。