同期会・青雲塾万葉ウオーク・第8回ナナ万葉の会
昨日は、大学の同期会「夕々の会」でした。この会は大学入学年次が同じという者の集まりです。何故卒業年次でしないのかと言うと、高校と違って、大学は留年する人も結構いるので、卒業年次でやると入学が先輩の人も「同期」となってしまうからです。 大学側の「期」は卒業年次であるが、学生の我々の「同期」という感覚は入学年次が同じであるというものである。ということで、少し変則の「同期会」、それがこの「夕々<よいよい>の会」なのである。何回目になるのか定かではないが、最近は年2回5月と11月に集まることが定例となっている。 本日の出席者は黒〇、小〇、佐〇、谷〇、蝶〇、道〇、中〇、西〇、広〇、深〇、古〇、前〇、守〇、油〇君と小生の15名。会場はいつもの心斎橋の大成閣。5時半開宴。 今回は小生が一番遅く、5時半の定刻の何秒か前に到着。JRみたいな人だね、と世話役の谷〇氏から揶揄されましたが、これは近鉄電車が3分遅れで難波に到着した所為である。近鉄が定刻到着なら3分前には会場に入れていた筈(笑)。乾杯、食事、歓談、各自近況報告のスピーチ、記念撮影、散会とこれもいつもの通り。 次回は来年5月の開催となるが、趣向を変えて、京都で昼間に集まり、散策と宴会にしようという話になりましたので、ブログ的には結構なことと、小生は大いに喜んでいます(笑)。脱現役が増加し、平日のお昼に集まるということも可能になって来たという訳であります。 そんなことで、写真はなし。会場へ向かう途中、御堂筋から撮った道頓堀の写真を掲載して置きます。(道頓堀) そして、今日29日は同窓会・青雲会の青雲塾による万葉ウォーク。連日の大学同窓会絡みの外出となりました。青雲塾万葉ウォークはこれが4回目になる。前回は一昨年になるから、久々の万葉ウォークになる。第1回以来、小生が案内役を仰せつかっている。そして、当ブログでも紹介しているナナ万葉の会の第8回例会も兼ねさせて戴くこととしましたので、第4回青雲塾万葉ウォーク兼第8回ナナ万葉の会ということになります。 雨の場合は来月6日に順延という予定であったが、予報では朝の内は雨、正午頃から回復、午後には青空も覗く、と言うことであったので実施に踏み切る。 小生は、近鉄で近鉄奈良駅まで出て、近鉄奈良駅からJR奈良駅へ徒歩移動、JRに乗り換えて加茂駅へ、というコース。JR奈良駅に着く辺りで雨がパラつき出す。(JR奈良駅)(JR奈良駅ホーム) JR加茂駅に着いた頃は本降りの雨。実施強行は失敗かと思う一方で、間もなく回復するだろうという思いも。皆さんが乗って来られるであろう10時27分着電車よりも二つ前の電車でやって来たので、加茂到着は10時前。駅前の喫茶店で珈琲を飲みながら参加者の到着を待つ。27分着の電車が入って来るのが見えたので、喫茶店を出て改札口前に移動。今回の参加者は青雲会からは、世話役の松〇氏ご夫妻、塚〇氏、田〇氏、植〇氏、田◎氏、仲〇氏、大〇氏、藤〇氏の9名。ナナ万葉の会からは小〇さん、松〇さん、若〇さん、永〇さんの4名。それにブロ友のビッグジョン氏が特別参加で、小生を含め全15名となりました。ナナ万葉の会の高〇さんは雨が酷いので最寄り駅まで行ったものの、これでは実施はないと思って帰宅してしまわれたので不参加。小生の携帯にお電話を戴いていたのだが、電車移動中でマナーモードにしていたこともあって、それに気が付かなかった小生のミスでした。 ということで、全員集合、駅前から船屋通りを通って恭仁大橋へと歩き始める。時折雨がパラつきましたが、さしたることもなく支障はありませんでした。(左手前・流岡山、中央奥・湾漂山、恭仁大橋の上から) 午前11時過ぎ恭仁大橋を渡る頃の湾漂山は「雲立ち昇る」様にて、これはこれでなかなか趣のある眺め。 川下側の鹿背山は雲に隠されて山頂部分は見えない。対岸の狛山も似たような感じ。(狛山) ということで、国分寺跡・恭仁宮大極殿跡の草地の上での昼食というのは諦めて、先に恭仁神社に向かい、そこで拝殿前の建物をお借りしてお弁当タイムとしました。 昼食後、そこで講義。恭仁京遷都の前後の政治状況や藤原広嗣の乱、橘諸兄や大伴家持などの恭仁京への思い入れなどの他、安積皇子の周辺のことと大伴家持との関わりなども説明させて戴き、それらに関連した万葉歌を皆で鑑賞致しました。 講義を終える頃には青空。日差しも出て明るくなったもみぢせる山々の美しさに見とれつつ、大極殿・国分寺跡へ。(恭仁京大極殿跡から「布当山」を望む。)(湾漂山) 大極殿跡などを一通り見学してから、加茂駅へと引き返す。来る時には煙っていた湾漂山も上の写真のようにくっきりと。 加茂駅前の喫茶店に皆と入り休憩、そしてそれぞれの交流。 お急ぎの方から順にお帰りになり、小生ら最後の組となった、松〇ご夫妻、小〇さん、松〇さん、永〇さん、塚〇氏、植〇氏が店を出たのは午後4時過ぎ。午後4時12分の難波行快速電車で帰途につきました。京都へお帰りになる永〇さんは木津で下車、次に奈良で小生が下車、皆さんとお別れして家路へ。 本日歩いたコースなどの詳細は先月に下見のためやって来た時のことを記事にしていますので、それをご参照下さい。 <参考>恭仁京銀輪散歩 続・恭仁京銀輪散歩(奈良・三条通り) 三条通りから途中で国道へ移動。西方寺を覗いて行く。 寺の由来などは下掲の説明板をご参照下さい。(西方寺・山門)(西方寺・本堂)(同上)(同上・由来記)(祐全上人坐像説明板) 寺を去ろうとしたら、山門脇の銀杏の木の先に上弦の月。 何となくブログ記事の締めくくりの写真にいいかと撮影。(山門脇の銀杏の木の先に弓張月)<参考>恭仁京周辺の「万葉ウオーク」(ビッグジョン氏のブログ記事)