ブログ開設9周年
本日4月29日は詩人中原中也の誕生日でありますが、当ブログの誕生日でもあります。当ブログは2007年4月29日生まれです。 中也は1907年(明治40年)生まれですから、当ブログ開設は中也生誕100年のその日に誕生したことになります。これは意識してそうしたのではなく、後になって気が付いた偶然の一致であったのですが、愉快な発見でありました。 まあ、そんな訳で、本日(正確には本日の12時51分49秒)でブログ開設丸9年となり、今日から10年目に突入することとなります。 丸9年というのは日数では3288日(本日を含めると3289日)ということになります。この間にアップした記事は、今日の分を含み1959件となり、記事率は59.6%ということになります。最近は1日に複数件の記事を書くことはありませんが、開設当初は、短い記事を複数書くということもありましたので、記事をアップした日数の率ということになると、57.2%に下がります。(ブログ管理ページにはこの率が日記記入率として表示されていて、それを知ることが出来るのです。)それでも2日に1回よりも多い計算でありますから、9年間これを続けて来たというのは、閑人ヤカモチとは言え、大したものである。 因みに、年別の記事件数は以下の通りです。 2007年 128件(4月29日~12月・247日間) 2008年 193件 2009年 216件 2010年 203件 2011年 222件 2012年 233件 2013年 251件 2014年 241件 2015年 210件 2016年 60件(4月29日まで・120日間) ※1.上表では、2007年4月29日と本日2016年4月29日とを、つまり期間 の初日と末日とを両方数えていますので、正確には9年と1日になり ます。 2.年別記事件数の記録などとは几帳面なこととの感想を持たれるお方も あるようなので、付言して置きますと、ブログの「新着記事一覧」を クリックして戴き、表示されたページの上段の「月別記事」をクリッ クすると、各年別に各月の記事件数が表示されているので、それを集 計すればよいだけのことなのであります。 ご訪問下さる方々、コメント下さる方々を励みに今後も続けて参る所存でありますので、引き続きご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。 さて、上記だけで記事を終わっては、何とも素っ気ないこととなりますれば、銀輪散歩の道すがらに目にした花などをご紹介して、記事に些かの「いろどり」を添えさせて戴きます。(芽吹き) これは梅だろう。花が散ってしまうと新芽では何の木とも分からないのであるが、実が生っているので、梅だろうという次第。(西洋シャクナゲ) 石楠花の花。シャクナゲにも西洋シャクナゲと日本シャクナゲがあり、その区別は葉の裏を見ればすぐに分かるらしい。日本シャクナゲの葉は裏に毛があり、西洋シャクナゲのそれには毛がなくつるつるしているとのこと。TVでそう言ってました。 (同上)(オニタビラコ) これは、オニタビラコ(だと思う)。 もっとも、コオニタビラコ(タビラコ)とヤブタビラコというのもあるから、それかも知れない。オニタビラコはコオニタビラコよりも大型で花を沢山付けるとのことであり、これは小型で花も少数であるから、オニではなくコオニの方かも知れないという訳である。 大型だ小型だと言っても、育ち始めはみんな小型なのだから、小型のオニタビラコだってある筈で、もうちょっと明確な区別を示して貰わないと何とも判断しかねるのである。しかし、斜め読みのヤカモチ、詳細にわたる資料の説明文などは「面倒」と飛ばし読みしてしまうから、結局同じことではあるのだけれど(笑)。 (同上)(カエデの新芽) カエデの新芽も最初は??であったが、周辺のものなどをよく観察するとカエデらしくなった葉のものもあって、ようやくそれと知った次第。 しかし、次の新芽は全く手掛かりがなく何とも判断できないのでありました。 1ヶ月ほどして同じ場所を通りかかってみると、何とハナミズキの花が咲いていました。蝶がとまっているみたいな白い花が沢山。(ハナミズキの芽) 蝶は蛹からかえる。植物の花や葉はこの芽の殻を破って生えて来る。植物の芽や花芽は昆虫の蛹のようなものであるのだ、ということを実感した次第。昆虫は、きっと植物の芽を見て、蛹という形態を思い付いたに違いない(笑)。(同上) 以上は全てかなり以前、1ヶ月以上も前の写真である。いささか地味過ぎる写真が続きましたので、花らしい写真も掲載して置きましょう。(アネモネ)(同上) 銀輪で目にするのは花だけではない。花には蝶ですな。 勿論、蝶も目にする。 しかし、チョウと言ってもチョウでない「チョウ」も目にする。 鳥である。(コサギとアオサギ) ちょっと面白い取り合わせであったので撮ってみました。 何だか親子みたいな「取り合わせ」の「鳥合わせ」でありました。 (コサギ) (アオサギ) ということで、「トリあえず」偐万葉田舎家持歌集も満9歳になったという訳であります。 ハナはだ僭越でありますが、自分で自分のブログの誕生日のお祝と宣伝をさせて戴いたのでありました。 「オレオレ鷺」ではなく、「ヨレヨレぶろぐ」の10年目が今日から始まります。「オレオレ家持」と「ヨレヨレぶろぐ」の二人三脚。この後いかなことに相成りますやら。 <参考>ブログの歩み関連の過去記事一覧はコチラ。<追記> 当記事の冒頭の「中原中也」から、彼が結婚式を挙げたのが湯田温泉の西村屋という旅館であったこと、一方、西村屋の先代主人と種田山頭火とは親交があり、山頭火はしばしば西村屋に訪ねて来ては酒や料理を馳走になり、同旅館の湯に浸かったりしていたなどと山頭火所縁の旅館であったこと、とかで、山頭火の名前も飛び出すという、何やら「尻取り」みたいなコメントを、友人の偐山頭火氏から頂戴しました。(下記コメント参照) 更に、追いかけて、写真が4枚メールで送られて参りましたので、ご紹介して置きます。うち、2枚は湯田温泉の山頭火通りにあるマンホールの写真で、これは以前に送って戴いて、マンホール関係のブログ記事に掲載させて戴いているので、その記事をご参照願うこととし、重ねての掲載はしないことといたしました。 <参考>銀輪万葉・マンホール 2013.10.21.(西村屋 写真提供:偐山頭火氏)(風来の湯・説明板 写真提供:同上)<追記訂正2021年4月16日>上記各年別記事件数に一部誤りがあり訂正しました。