第189回智麻呂絵画展
第189回智麻呂絵画展 本日は今年4回目となる智麻呂絵画展であります。 智麻呂絵画ファンの皆さま、どうぞごゆるりとご覧下さいませ。 <参考>過去の智麻呂絵画展は下記からご覧になれます。 第1回展~第100回展 第101回展~第200回展 第201回展~ 最初は林檎の絵と蜜柑の絵です。 どちらも、いい雰囲気の静物画になっているかと。 林檎が何となく憂鬱な雰囲気なのに対して蜜柑は天真爛漫、明るいのでありました。 さて、ここでクイズです。 これまで、智麻呂画伯がより多く描かれているのは林檎でしょうか、それとも蜜柑でしょうか。(リンゴ) 正解は蜜柑です。 林檎の絵はこれが10点目。蜜柑の絵は下掲のものを含み39点あります。蜜柑と林檎が共に描かれている絵が4点ありますので、これを除外すると、林檎6点に対して蜜柑35点。圧倒的に蜜柑が多い。つまり、智麻呂画伯は林檎よりも蜜柑をはるかに多く食されているということが分ります。因みに、ヤカモチ館長は最近は毎朝林檎を食べていますな(笑)。 下の蜜柑は何という品種かは存じ上げませんが、ひろみの郎女さん(楽天ブログをご覧になっているお方なら「ひろみちゃん8021」というお名前の方がお馴染みかも知れません。)からの戴き物だそうです。とても美味しい蜜柑であったと、智麻呂さんも恒郎女さんも口をそろえて仰っていましたが、ヤカモチ館長はお相伴に与って居りませんので「食レポ」は致しかねます(笑)。よって、戯れ歌で協賛であります。若草の アトリエに見る 絵の林檎 青き寡黙の 海にや沈む (偐家持)(本歌)石狩の 都の外の 君が家 林檎の花の 散りてやあらむ (石川啄木 「一握の砂」)若草の ひとが蜜柑を 描くとき 照れる果皮より 春は来るらし (偐家持)(本歌)街をゆき 子供の傍を 通るとき 蜜柑の香せり 冬がまた来る (木下利玄 「紅玉」)(ミカンfromひろみの郎女) いきなり、果物登場で花の画伯・智麻呂らしからぬこととなりましたが、これより花であります。 この胡蝶蘭もひろみの郎女さんが下さったものです。(胡蝶蘭fromひろみの郎女) 胡蝶蘭のような高級な花は、智麻呂絵画展には余り登場しません。胡蝶蘭の絵は今回が初登場であります。タンポポやアザミやハコベなど道端で見掛ける野の花の方が好きなヤカモチ館長には似合わない花であります。 次のツルニチニチソウなんかは、花の佇まいは別にして、道端で見掛ける野の花の類に入れてもいい花と言えるでしょうか。(ツルニチニチソウ) ツルニチニチソウはヨーロッパ原産の帰化植物ですが、旺盛な繁殖力で勢力を伸ばしているようで、最近は野生化したものを、道端などでもよく目にします。 次の絵は、ツルニチニチソウとハナニラですが、このハナニラも道端によく咲いている。これらの絵は、散歩の途上、道端に咲いていた野生化したものを摘んで花瓶に差し、それを写生されたものであるようです。(ツルニチニチソウとハナニラ) 次はスイセン。 水仙も智麻呂さんのお好きな花の一つで、これをよく描かれます。今回の水仙が37点目の水仙になります。(水仙) しかし、水仙の季節もそろそろ終わりでしょうか。まあ、この花は花期の長い花ではありますが。 この時期、気になる花はやはり桜ですね。大阪もそろそろ開花宣言ではないかと思いますが、智麻呂画伯もそれを待ち兼ねてでしょうか、早くも絵の方で開花宣言をされてしまいました。 来たる4月2日は我ら若草読書会の恒例のお花見会となっているので、それに花を添えようということでもあるか(笑)。(桜花) 因みに、上の桜の絵が26点目の桜の絵となります。 下の「春」も「桜」の絵と見れば、これが27点目ということになります。 この「春」の絵は、ご友人の五〇さんから届いた絵ハガキをご覧になって、絵にされました。わが読書会の今年のお花見もこんな春花の盛りのもとにて・・と念じて居りますが、相手は桜、いかが相成りますやらであります。(春) さて、絵画展もそろそろ「オヤツ」の時間です。 このクッキーも五〇さんからいただきました。 どうぞご自由にお召し上がり下さい。(クッキーfrom五〇さん) そして、もうひとつのデザートです。 これは、ヤカモチ館長が銀輪散歩の帰途であったか何であったか記憶が曖昧になっていますが、近鉄奈良線東花園駅近くを通った折に、智麻呂邸にも立ち寄ることとしたので、駅前のケーキ屋さんで手土産として買い求めたショートケーキであります。 5個のうち3個は、智麻呂さん、恒郎女さん、ヤカモチが、珈琲タイムの談笑のかたわら、恒郎女さんが淹れて下さった珈琲をいただきながら、これを消費。 残り2個を、今回の智麻呂絵画展ご来場者、先着2名様に限り召し上がっていただくべく、これを絵にしていただくこととしました(笑)。「絵に描いた餅」ならぬ「絵に描いたケーキ」であります。(ショートケーキ) 以上です。 本日も、ご来場、ご覧下さり、ありがとうございました。