再びヌートリア
日付が前後しますが、今日は27日に見た大きなネズミ、ヌートリアです。 前回、こいつと初めて対面し、写真を撮って、ブログに掲載したのは、今年の5月9日のことであるから、半年ぶりの再会である。 場所も同じ、花園中央公園の東側、恩智川に架かる三六橋の下付近の川の中洲である。 初対面以来、この近くを通るたびに川面を覗き込んだりすることが何度かあったが、ヌートリアの姿を目にすることはなかった。 そんなことから、何処か違う場所へ「転居」したものかと思っていたのだが、そうではなく、ずっとこの付近に定住していたようです。 中洲と言っても、畳数畳程度の小さなもの。 鴨3羽に混じって、草でも食べているのか何やらゴソゴソしている。(ヌートリアと鴨) それほど素早い動きではないが、草を食べているのか絶えず動いているので、望遠で撮っていると、手振れなどと相まって、なかなかうまく撮れない。(正面向き) 尻尾が長い。 こんな長い尻尾が何故必要であるのか。 水中を泳ぐには、推進力確保や方向転換の円滑化のため、このような太くて長い尻尾が必要ということか。(尻尾が長い) 右向きの姿。(右向き)(同上)恩智川 鴨にまじりて ぬーとりあ 寒き夕(ゆふべ)は いかにか過ぐす (大鼠皇子)(本歌)葦辺(あしべ)行く 鴨の羽交(はがひ)に 霜ふりて 寒き夕(ゆふべ)は 大和し思ほゆ (志貴皇子 万葉集巻1-64)(同上) 直接に触ってみたいとは思わないが、ずんぐりむっくりでなかなか可愛い姿ではある。 左向きの姿。(左向き)(同上)(同上)<参考>ヌートリア現れる 2020.5.9.