岬麻呂旅便り321・宮古島
友人・岬麻呂氏からの旅便りが届きました。 今回は、「寒い季節になると暖かい南の島が目的の夫婦旅」ということで、11月15日~18日・3泊4日の宮古島への旅でありました。(旅・岬巡り報告321・宮古島)11月15日関西空港→宮古空港→東平安名崎→砂山ビーチ→平良港・ホテルアトールエメラルド宮古島(3連泊) 宮古島到着後レンタカーで向かわれたのは、一番のお気に入りだという東平安名崎。(東平安名崎)<参考>東平安名崎・Wikipedia 東平安名崎は、宮古島の南東端に細長く突き出ている、海食崖に囲まれたてた岬で、国の名勝に指定されている。先端には平安名埼灯台がある。寄す波も 海の青さも かなしとぞ マムヤの恋の 東平安名崎 (偐家持) そして、東平安名崎とは島の反対側に位置する西平安名崎の岬の、付け根近くにある砂山ビーチに向かいます。(砂山ビーチ) 白い砂と青い海そしてハマゴウか何か海浜植物の緑が織りなすコントラストが美しい。 対岸に見えているのは西平安名崎の岬とその先にある池間島。 さて、満開のトックリキワタの花を愛でつつ、平良港にある定宿のホテルアトールエメラルド宮古島へ。(トックリキワタ)11月16日パイナガビーチ→伊良部大橋→渡口の浜→下地島・通り池→下地島空港→伊良部島・佐和田の浜→白鳥崎→与那覇前浜ビーチ→来間島→宮古島熱帯植物園→西平安名崎→池間島大橋→池間島灯台→中山本店(夕食・琉球料理居酒屋) 快晴に恵まれたこの日は、ホテル近くのパイナガマビーチに立ち寄ってから、伊良部大橋を渡り、島を右回りで巡ります。 先ずは、渡口の浜へ。(渡口の浜) 朝凪に寄せ来る波の、夕凪に満ち来る潮の・・と来れば大伴家持の渋谿の崎の荒磯になってしまうが、こちらは白砂の渡口の浜、「見らくしよしも」の海と空はひたすらに青く、吹き来る風もさやさやと・・。しばし雲でも眺めているか。 渡口の浜の白砂が尽きる先に、細い水路を隔ててあるのが下地島。 水路に架かる橋は、地図で見ると6本あるようだが、渡口の浜に近いのは一番南側の橋。これを渡って下地島に入られたのだろうと思うが、下地島空港を回り込んで、島西岸にある通り池へ。<参考>通り池・Wikipedia 伊良部島に戻り、佐和田の浜、白鳥崎へ。(白鳥崎)<参考>白鳥崎・伊良部島の観光スポット・宮古島ツアーズ 白鳥崎は伊良部島の最北端。 白鳥ならぬ白い小船が岬を横切って行きます。(伊良部大橋・全景<伊良部島から>) 伊良部島を一回り。 伊良部大橋を渡って、宮古島に戻ります。(伊良部大橋から伊良部島を望む) 国道390号を南下、前浜へ。(与那覇前浜ビーチ)<参考>与那覇前浜・Wikipedia 前浜の向かいの島は来間島。 その来間島から眺めた前浜の写真が下掲の写真。(同上・来間島から遠望)<参考>栗間島・Wikipedia 来間島は周囲9km、面積2.84k㎡の小さな島。 東平安名崎の東方海上にあるパナリ岩礁は、昔は岬と地続きでパナリ村という村があったという伝承があり、その昔、ティダガナス(太陽神)が降臨し、村の娘との間に子をもうけた、ある時、子守がその子をあやす子守唄に腹を立てたティダガナスは、パナリ村を踏みつける、すると村は折れて南へ流れて来間島になったという話がWikipediaに記載されているが、来間島は東平安名崎、パナリ岩礁からみて西方向にあるから、南へ流れた後、西方向に向きを変えたということか。 来間島から宮古島に戻り、宮古島熱帯植物園、西平安名崎、池間大橋、池間島灯台と巡られたようですが、この日の最高気温は26℃にて「暑い」とのことであったようです。 夕食は、馴染みにして居られる「中山本店(琉球料理居酒屋)」にて。 コロナ禍で3年のご無沙汰であったが、歓待されたとのことであります。11月17日前浜ビーチ→来間島→上野・ドイツ村→イムギャーマリンガーデン→東平安名崎→島尻マングローブ林→池間島→中山本店(夕食) この日は前日とは反対に左回りで宮古島を一周。 曇り空なるも、最高気温は28℃と暑い。 この日の写真は、下掲の写真1枚だけです。(池間大橋の海・エメラルドグリーンの海) 奥に見える島が池間島。池間大橋も写真上部左端に写っているようですが、分かりにくいので、画像をクリックして大きいサイズのフォト蔵写真でご覧いただくとよろしいかと。11月18日渡口の浜→前浜ビーチ→あたらす市場・JA直営店→宮古空港→関西空港 旅の最終日のこの日は曇り時々小雨。生憎のお天気にていい写真が撮れなかったのでもあるか、送信いただいた写真がありません。 全344kmのドライブ無事に終了ということで、気温23℃の宮古島から気温10℃の関空に帰還でありました。<参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。